2022年11月頃より、Amazonを装った詐欺メール「ご利用の Amazon アカウントを一時保留いたしました」が不特定多数のEメールアドレス宛に送られており、SNSなどで受信を報告する声が増えています。
目次
詐欺「ご利用の Amazon アカウントを一時保留いたしました」に注意
2022年11月頃より、ショッピングサイトAmazonを騙るフィッシング詐欺メールが増えており、アカウントで異常なアクセスが検出されたとする偽詐欺メール、「ご利用の Amazon アカウントを一時保留いたしました」が出回っています。
メール本文にはログインを促すURLリンクが添付されていますが、実際にはAmazonのアカウント情報(メールアドレス、パスワードなど)の窃取、不正利用を目的としたフィッシング詐欺サイトに繋がるため、誤ってアクセスしないよう注意してください。
Amazonからのお知らせ
Amazon利用いただきありがとうございます。
ご利用の アカウントで異常なアクセスが検出されたため、アカウントを一時保留にし、保留中のご注文やサブスクリプションを一時停止いたしました。アカウントへのアクセスを再開するには、サインインして画面の指示に従ってください。必要な情報をご提供いただいたら、当サイトで調査の上、24 時間以内に返信いたします。[Аmazon ログイン]
————————————————————————————————————————–
※ 24時間経過してもこのメッセージに返信しない場合、アカウントのステータスは1週間後に放棄され、完全に削除されるように設定されます。お客様のアカウントのセキュリティを強化するため、2段階認証を有効にすることをお勧めします。
またのご利用をお待ちしております。
Amazon
このEメールアドレスは配信専用です。このメッセージに返信しないようお願いいたします。
アカウントロック、凍結のメールが届いた時は公式サイトで事実確認
Amazonアカウントが不正アクセス等により異常なアクティビティが検出された場合、アカウントが一時的にロックされログインが制限される、あるいは一時的に閉鎖され追加情報が記載されたメールを受信する場合があります。
ただ、昨今はAmazonを騙る詐欺メールが非常に多いため、アカウント閉鎖やロックなどに関するメールを受信した場合は、メール内に記載されているURLリンクは開かずに、Google検索経由などで自力でAmazon公式サイトにアクセスし、本当にログインできない状態であるか確認するようにしてください。
なお、Google検索結果の最上位には「広告」のラベルが付与されたウェブサイトが表示される場合がありますが、確実にAmazon公式サイトにアクセスするには、広告のラベルが付与されていないAmazon公式サイトを選択してください。
Amazonからのメールはメッセージセンターで確認
Amazonから登録メールアドレス宛に送られるEメールは、Amazon公式サイトのメッセージセンターで確認することができます。もしAmazonを名乗るメールが届いたものの、同じメールがメッセージセンターには表示されない場合、詐欺メールである可能性が非常に高いため注意してください。
詐欺サイトでAmazonのパスワード等を入力した時の対処
詐欺メールに添付されているURLリンク先(フィッシング詐欺サイト)で、Amazonのアカウント情報を入力した場合は、Amazon公式サイトでパスワードを変更し、注文履歴と非表示にした注文に第三者が注文した商品がないか確認してください。
もし第三者により不正に注文されている場合は、Amazon公式サイトの電話問い合わせフォームで各種サービス→(問い合わせ内容) セキュリティ、機能→セキュリティ→身に覚えない請求→電話の順に進み、不正な注文について問い合わせてください。
コメントを投稿する(承認後に反映)