iOS13.3.1アップデートを適用した一部のユーザーから、「iPhoneの電源が突然落ちる」「iPhoneが勝手に再起動する」などの問題が報告されています。
目次
iOS13.3.1で電源が落ちる、勝手に再起動する事例
iOS13.3.1アップデートを適用した読者の方から、アップデート後からiPhoneの電源が突然落ちるようになった、勝手に再起動するといった問題がコメントで寄せられています。またTwitterなどのSNSでも同様の問題を報告する声が複数みられました。
iPhone8にios13.3.1です。
今朝から、1~2時間で突然電源が落ちます。
ios13.3では問題なく動作していました。
ios13.3での対処法に記載されていた「最適化されたバッテリー充電」のオフを試しています。
電源が急に落ちる
4G回線が切れる
この二つが急に起こりました
iOS13.3.1にアップデートしたら電源落ちるようになったんだけどこれ仕様?
— ぼぼび (@boboviii) 2020年2月15日
iPhoneがずっと圏外になったり突然電源切れてまうのまさかiOS13.3.1ちゃんのせい?
— 熊本城 (@ohimabear) 2020年2月14日
iOS13.2.2の頃に相次いだ不具合が一部で再発?
iPhoneの電源が突然落ちる問題はiOS13.2.2の頃に報告が急増し、その後のアップデートで一時落ち着いたかのように思えましたが、iOS13.3.1で再び同様の問題を報告する声が急増した印象です。以下はiOS13.2.2の頃に報告された症状の一例です。
- バッテリー容量が十分にあるにも関わらず電源が落ちる
- 画面が突然暗転しグルグルマークが表示され、その後Appleロゴも表示されずに復帰する(SpringBoard.appのクラッシュ)
- 画面が突然暗転しぐるぐるマークが表示され、その後Appleロゴが表示され復帰する(再起動)
- Spotlight検索をすばやく表示〜非表示にするなど、特定の操作を短時間で繰り返すと暗転する
またiOS13.3以降、ほかにも電源(バッテリー)周りでも問題が報告されており、こちらはバッテリー残量が急激に低下(残量1%)し電源が落ちるものの、再起動後にバッテリー残量が元に戻るといった特徴があります。
ストレージ整理や再起動などを試す、改善しない可能性も
iOS13.3.1で電源が突然落ちる場合、iPhoneのストレージ整理、iPhoneの再起動、iPhoneの初期化と復元といった対処法しかありません。
またこれらの対処法を行っても改善しない場合もあるため、その場合は次回以降のiOSアップデートによる改善を待つことになります。もしそれでも対処法を試す場合は以下を参考にしてください。(筆者環境では不具合が再現されておらず、対処法の有用性を検証できていません)
※ iOS13.3へのバージョンダウンはSHSH停止により不可。
iPhoneの再起動手順
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サイドボタンと音量調節ボタンのいずれかを長押し。
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「スライドで電源オフ」を左にドラッグ。
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電源が完全に落ちて画面が暗転したら、再びAppleのロゴが表示されるまでサイドボタンを長押し。
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サイドボタンもしくは上部のボタンを長押し。
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「スライドで電源オフ」を左にドラッグ。
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電源が完全に落ちて画面が暗転したら、再びAppleのロゴが表示されるまでサイドボタンもしくは上部のボタンを長押し。
iPhoneのストレージを整理する手順
設定→一般→iPhoneストレージの順に開くと、本体の空き容量やインストール済みアプリの容量の確認できるので、不要なアプリを削除してください。
iPhoneの初期化とバックアップの復元手順
iPhoneをPCと接続しiTunesを開き、iPhoneのバックアップを暗号化にチェックを入れて、今すぐバックアップをクリック。(iPhoneのバックアップを暗号化にチェックを入れた時点でバックアップの作成が開始されます)。
バックアップ完了後、設定でApple ID→探すの順にタップし、iPhoneを探すをオフにしてください。
iPhoneを探すをオフにした後、パソコンでiTunesを開いてiPhoneを復元をタップ。
「お使いのiPhoneを工場出荷時の設定に戻してもよろしいですか?」と表示されるので、復元をタップすると初期化が行われます。
復元(初期化)が完了後に「新しいiPhoneへようこそ」と表示されるので、このバックアップから復元をクリックして先程作成したバックアップを復元してください。
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