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【YouTube】画質が悪い、画質が自動で360pや720pになる原因と対処法

2020年3月5日現在、YouTubeで動画を視聴しているユーザーから「YouTubeの画質が悪い」「YouTubeの画質が頻繁に変わる」などの声が目立ちます。

原因としてYouTubeを含む一部の動画配信サービスが実施しているインターネットトラフィックを緩和するための施策(帯域幅の使用量の調整)の影響である可能性が考えられます。

帯域幅の調整の影響により画質が低下している

昨今の情勢から世界的にネットワークトラフィックの負荷が高まっている影響をうけ、YouTubeやNetflix、AmazonプライムビデオやApple TV+といった一部の動画配信サービスはストリーミング再生の画質を一時的に低下させることでネットワークトラフィックの負荷を緩和する施策を行っています。(執筆時点は要請のあった欧州が中心)

YouTubeに関しては3月24日(現地時間)から、上記の緩和策を欧州だけでは無くグローバルに展開しているようで、今後数日間は標準解像度(360p)で動画が再生されるようになり、高解像度の動画を視聴するにはユーザーが自ら画質の設定を変更する必要があるようです。

YouTube will reduce the quality of videos around the world starting Tuesday, an effort by the world’s most popular video site to ease internet traffic during the coronavirus outbreak.

Over the coming days, viewers will at first see YouTube videos in standard definition, the company said. Users will still be able to watch in high definition if they want, but will have to choose to do so.

Source:Bloomberg

またYouTubeはヘルプセンターでは帯域幅の使用量調整についても記載されていますが、執筆時点では日本に関しては言及されていません。(最終更新が3月30日)

[2020 年 3 月 20 日 21:16(UTC)] 帯域幅の使用量を調整: COVID-19 が拡大し続ける状況の中で、より多くの人々が、信頼できるニュース、学習コンテンツ、つながりを求めて YouTube にアクセスしています。そのため YouTube では、使用されるネットワーク容量を減らせるようシステムを自動調整しています。一時的に、欧州連合(EU)、英国(UK)、スイス(CH)では、すべてのトラフィックがデフォルトで標準画質になります。パソコン、テレビ、モバイル デバイスで視聴している動画の画質は手動で調整できます。引き続き、加盟国の政府やネットワーク事業者と協力し、快適なユーザー エクスペリエンスを提供しながら、システムへの負荷を最小限にするよう努めてまいります。

引用:YouTubeヘルプ

YouTubeの画質を手動で変更する(高画質)

実際にYouTubeで動画を再生してみたところ、執筆時点では再生する方法(PC、スマホ、アプリ)によって標準画質が異なるようで、モバイル版YouTubeでは自動画質(360p)、PC版YouTubeでは自動画質(1080p)、スマホアプリ版YouTubeでは自動設定(720p)もしくは自動設定(1080p)で再生されるようです。 ※いずれも同一ネットワーク、Wi-Fi接続で確認。

YouTubeの画質

今後ネットワークトラフィックの負荷状況次第では、PC版YouTubeやアプリ版YouTubeの標準画質も360pまで低下する可能性も考えられますが、もし低画質で動画内のテキストが読めない場合などの事情がある場合は、画質を手動変更することができます。

手順はスマホとPCで若干異なりますが、スマホの場合は動画のメニューボタン(・・・)画質の順、PCの場合は設定(歯車)画質の順に操作すると変更できます。

画質変更手順

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