2024年3月15日頃から、楽天モバイルの利用者から「楽天モバイルが繋がりにくい」「楽天モバイルが重い」「楽天モバイルの通信速度が遅い」といった声が増えています。同日午前5時頃から、楽天モバイル回線が不安定になっており、その影響によりブラウザやアプリが繋がりにくい状況になっています。
目次
楽天モバイルが繋がらない、読み込みが遅いなどの問題
2024年3月15日、楽天モバイルの一部サービス(Rakuten最強プランなど)で発生している通信障害の影響により、一部のアプリやウェブサイトが読み込めない、読み込みが遅い、動作が重いといった問題が報告されています。
平素は楽天モバイルをご利用いただき、誠にありがとうございます。
以下のとおり、楽天モバイルの一部サービスがご利用できない状況、またはご利用しづらい状況が発生しております。
お客様には多大なご迷惑をおかけしておりますことを深くお詫び申し上げます。引用:楽天モバイル
読み込みに時間が掛かる、LINEが送れない、重いなど
2024年3月15日午後1時30分時点、楽天モバイルの通信障害が継続しています。一時はLINEなどのアプリが利用できないユーザーが続出しましたが、現在は接続できても読み込みに時間が掛かったり、画像や動画が送れない、メッセージが送れない、エラーになるケースが増えています。
依然として不安定な状況であるため、一部アプリが使えない場合やウェブサイトが開けない場合は、時間をあけてから開き直すようにしてください。なお、通信障害の最新情報は楽天モバイルのお知らせで確認できます。
DNSを変更すると安定して接続できる場合も
LINEなど一部アプリが使えない、ウェブサイトに繋がらない、読み込みが遅いなどの問題が生じている場合、楽天モバイルの復旧を待つことをお勧めしますが、急ぎ改善したい場合はDNSを変更することで改善できる場合があります。
Android 9以降のスマートフォンを使用している場合は、設定→ネットワークとインターネット→詳細設定→プライベートDNSで、GoogleのパブリックDNS「dns.google」などに変更できます。
Android 9(Pie)以降
Android 9 は、DNS-over-TLS を使用して DNS クエリにセキュリティとプライバシーを提供する「プライベート DNS」をサポートしています。これは次の手順で設定できます。1.[設定] > [ネットワークとインターネット] > [詳細設定] > [プライベート DNS] の順に移動します。
2.[プライベート DNS プロバイダのホスト名] を選択します。
3.DNS プロバイダのホスト名として「dns.google」と入力します。
4.[保存] をクリック引用:Google
iPhoneはVPNアプリ「1.1.1.1: Faster Internet」などが必要
iPhoneを使用している場合は、設定アプリからモバイル通信のDNSを変更できないため、Cloudflareが提供するVPNアプリ「1.1.1.1: Faster Internet」などを導入する必要があります。
なお、楽天モバイルのWi-Fiルーターで問題が生じている場合は、設定→Wi-Fi→接続先のiボタン→DNSを構成→手動で、GoogleのパブリックDNS(8.8.8.8、8.8.4.4)などを設定することで対処できます。
※ DNSの変更について
- DNSを変更する場合は、自身が信頼できるDNSを設定してください。GoogleやCloudflareが提供するDNSのセキュリティや安全性について不安を感じる場合は、Google検索などで調べるようにしてください。
- 楽天モバイルの復旧後、DNSの設定を元に戻すことをお勧めします。
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