SBAPP

【Amazon】「お客様のアカウントは盗難のリスクがあります」詐欺メール詳細と対処

2022年4月11日現在、Amazonを装ったフィッシング詐欺メール「誰かがあなたのAmazonアカウントで他のデバイスから購入しようとしました」「お客様のアカウントは盗難のリスクがあります。この注文を~自動的にキャンセルします」が出回っています。

詐欺「お客様のアカウントは盗難のリスクがあります」に注意

2022年4月頃より、Amazonの注文メール(Amazon.co.jpでのご注文~)を装った、以下の詐欺メールが不特定多数のEメールアドレス宛に送られています。

件名:Amazon.co.jpでのご注文123-0000000-0000000

お客様各位、(メールアドレス)

誰かがあなたのAmazonアカウントで他のデバイスから購入しようとしました。Amazonの保護におけるセキュリティと整合性の問題により、セキュリティ上の理由からアカウントがロックされます。

*お客様のアカウントは盗難のリスクがあります。この注文を購入したことがない場合。できるだけ早く請求情報を確認してください。システムはこの注文を自動的にキャンセルします。

注文の詳細を見る

メール本文のリンク先にはアクセスしない

詐欺メールでは、本文内のリンク「注文の詳細を見る」から注文情報を確認するよう誘導していますが、メール本文からリンク先にアクセスするとフィッシング詐欺サイトに繋がり、Amazonアカウント情報やクレジットカード情報の流出などに繋がる恐れがあります。

アカウントロックと注文情報を組み合わせたメールは存在しない

執筆時点、Amazonからはアカウントロックと注文情報の確認を1つにまとめたメールが届くことは無いので、この類のメールを受信した場合は詐欺メールと判断しメールを削除して問題ありません。

またAmazonから届く本物の注文メール等に関しては、宛名にAmazonアカウントに登録してある本名が記載されるため、もし「お客様各位」「(メールアドレス)様」といった宛名でメールを受信した場合は、フィッシング詐欺の可能性が高いものと判断してください。

Amazon公式が使用する差出人メールアドレス

Amazonがユーザーに対してEメールを送信する場合、差出人のメールアドレスには以下のドメインが使われており、Amazonとは関係の無いメールアドレスから届くものは信頼しないようにしてください。

但し、差出人メールアドレスは偽装が可能であるため、差出人の情報だけでメールの信憑性を判断せずに、Amazon公式サイトのメッセージセンターからメールを確認することで、フィッシング詐欺被害を確実に防ぐことができます。

  • amazon.co.jp
  • amazon.jp
  • amazon.com
  • business.amazon.co.jp
  • email.amazon.com
  • marketplace.amazon.co.jp
  • m.marketplace.amazon.co.jp
  • gc.email.amazon.co.jp
  • gc.amazon.co.jp
  • payments.amazon.co.jp

Amazonアカウント情報を入力した時の対処について

フィッシング詐欺サイトでAmazonアカウント情報を入力した場合は、Amazonアカウントサービスからパスワードの変更を行い、注文履歴非表示にした注文に不正な買い物履歴が無いか確認するようにしてください。

もし不審な注文がある場合は、Amazonの電話問い合わせフォーム(1)各種サービス(問い合わせ内容)セキュリティ、機能セキュリティ身に覚えない請求電話の順に操作し、Amazonのサポート担当者にその旨伝えるようにしてください。

著者情報

Ryo
こんにちは、「SBAPP」を運営しているRyoです。

Apple製品はiPhone 3GSから使い始め、国内でスマートフォンが急速に普及し始めた時期、iPhone 5が展開された頃から、主にiPhoneやiOSなどの使い方や不具合情報を10年以上にわたり発信しています。

現在はiPhoneやiOSの情報だけでは無く、SNSプラットフォームでの障害や不具合、フィッシング詐欺メール・SMSに関する注意喚起など、広範なテーマにわたる記事を書いています。

過去には「電気の見える化」に関するウェブアプリケーション開発、大規模システムの保守業務に従事していたことがあり、それらの経験を活かしてSBAPPを含むブログメディア等を運営しています。記事が少しでもお役に立てたら幸いです。

コメントを投稿する(承認後に反映されます)

*

Return Top