iPhone Xでは、画面に従来の液晶ディスプレイでは無く、より繊細な有機EL(OLED)ディスプレイが採用されています。
有機ELディスプレイはコントラスト比や解像度に優れており、より繊細な映像を楽しむことが出来ますが、難点として長時間同じ画面を表示し続けると、画面に残像が残る現象(焼き付き)が発生します。
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展示品のiPhone Xで画面の焼き付きが報告
ここ最近、iPhone Xの画面を長時間点灯せざる得ない家電量販店で、画面の焼き付きが生じている展示品が多くなってきているようです。
展示品のiPhoneX焼きつき起こってて草 pic.twitter.com/ne74ifnqm2
— 雪うさぎ (@SnowRabbit14) 2018年2月9日
iPhone Xの有機ELが焼き付きを起こさないか気になっている方へ。
起きます。量販店の店頭でうっすら焼きついていました。デモ機なのでハードな使い方とはいえ、まだ2ヶ月。
Xを選ぶときは、鮮やかさと引き換えにApple自身も告知しているケアをできるかご一考を・・・。https://t.co/QLbKuaNnO9 pic.twitter.com/vT4mC7aCvk— ken (@treh81) 2018年1月26日
ビックカメラのiPhoneⅩ
ばっちり焼き付いてる pic.twitter.com/SgGYVDmQPU— ☃️Kuha-tan☃️ (@Kuha_tanJP) 2018年2月13日
展示品のiPhone Xは、輝度が高く設定され自動ロックも解除されていることが多く、有機ELディスプレイにとっては悪条件が重なっているので、一般用途で同じような焼き付きが起きることは稀です。
同じ画面を510時間表示し続ける検証動画も公開されていますが、有機ELディスプレイを採用しているスマートフォンの中でも、iPhone Xは特に画面の焼き付きが起こりにくいことがわかっています。
画面の焼き付きを防ぐ4つの方法
Appleが推奨している画面の焼き付きを防ぐ方法は次の4つです。
- iPhone XのiOSを最新バージョンにアップデートする。
- 設定→一般→アクセシビリティ→ディスプレイ調整で明るさの自動調整をオンにする。
- 設定→画面表示と明るさ→自動ロックをオンにする。
- 静止画像を最大輝度で長時間表示し続けることを避ける。
私自身もiPhone Xを使用しており、画面の焼き付き云々を過剰に意識した使い方はしていませんが、画面の焼き付きは一切起きていません。
一般的な使い方であれば、まず画面の焼き付きが起きることは稀だと思うので、最低限自動ロックの設定と輝度の設定だけ気をつければ十分だと思います。
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