iOS18.5以降のiPhoneで、位置情報サービスのシステムサービス内にある「iPhoneを探す」をオフにしようとすると、設定アプリがクラッシュする問題が報告されています。
当ブログのコメント欄で「iOS18.5の設定でプライバシーのiPhoneを探すをオフにしようとすると設定が落ちる」との情報が寄せられ、筆者の端末で検証したところ原因が判明したので記録として残します。
目次
「iPhoneを探す」の位置情報をオフにしようとすると設定が落ちる
iOS18.5リリース後、「設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「位置情報サービス」→「システムサービス」→「iPhoneを探す」をオフにしようとすると、設定アプリが落ちる問題が報告されています。
ios18.5で設定でプライバシーのiPhoneを探すをオフにしようとすると設定が落ちます
皆さんはどうでしょうか?コメント投稿者:匿名さん
筆者のiPhone(iOS18.5)でも検証したところ、位置情報サービスで「iPhoneを探す」をオフにしようとすると、設定アプリがクラッシュすることを確認できました。
「iPhoneを探す」をオフにすると位置情報もオフにできる
検証機では、Apple Accountの「iPhoneを探す」を有効にしていましたが、この機能をオフにすることで、位置情報サービスの「iPhoneを探す」をオフにできることがわかりました。
- 設定を開く
- 「Apple Account」をタップ
- 「探す」をタップ
- 「iPhoneを探す」をタップ
- 「iPhoneを探す」をオフにする
- Apple Accountのパスワードを入力する
「iPhoneを探す」がオンの状態でも位置情報サービス全体はオフにできますが、iOS18.5時点では、システムサービスから直接オフにしようとすると設定アプリがクラッシュする状態です。
すべてのアプリの位置情報サービスが無効になりますが、"iPhoneを探す"を使用して、"紛失モード"を有効にする場合は、アプリの位置情報サービスの個人設定は一時的に復元されます。
本来であれば、システムサービス内の「iPhoneを探す」は非表示もしくはグレーアウト、あるいは上記のようなメッセージが表示されるべきですが、現状ではエラー等も表示されず強制終了します。
紛失や盗難時に重宝する「iPhoneを探す」のオフは慎重に
「iPhoneを探す」は紛失や盗難時に位置を確認したり、遠隔でデータ消去ができる重要な機能なので、基本的にオフにすることはお勧めできません。
ただ、デバイスの位置情報をAppleに共有することに不安がある場合は、「iPhoneを探す」と位置情報サービスの「iPhoneを探す」の両方をオフにすることも選択肢の一つです。
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