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【iPhone】Google検索のカーソルが左端に表示される問題の詳細と対処（2023年9月2日）

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2023年8月以降、SafariでGoogleの検索ボックスをタップすると、カーソルが左端に表示されることがあります。ユーザーからは「Google検索をタップするとカーソルが左端にいく」「Google検索でカーソルが左にいくようになった」との声が増えています。

Google検索のカーソルが左端に表示される問題が発生

2023年8月以降、SafariでGoogleの検索ボックスをタップすると、文字の入力位置となるカーソルが左端に表示されることがあります。これまではカーソルが右端に表示されていたため、使いにくいと感じるユーザーが増えています。

SafariとGoogle検索の組み合わせで問題が発生中

実際にiPhone 14 Pro（iOS16.6）のSafariでGoogle検索を試したところ、多くのユーザーから報告されているように、カーソルが左端に表示されることを確認できました。

原因の切り分けとして、Googleアカウントのログアウトを試したところ、依然としてカーソルが左端に表示されることから、Googleアカウントの設定等に問題があるのでは無く、Google検索とSafariで互換性による何らかの問題が生じているようです。

※ Yahoo!JAPAN、Bingでは検索ボックスをタップしても、カーソルは右端に表示されます。

プライベートブラウズに切り替えるとカーソルが右端に表示

カーソルが左端に表示される問題の対処として、別のブラウザアプリ（Chrome、Googleなど）を使用する方法もありますが、Safariをプライベートブラウズに切り替えることでも、検索ボックスのカーソルが右端に表示されることを確認しました。

  1. iPhoneでSafariを開く
  2. 画面右下のタブボタンをタップする
  3. 画面中央下のX個のタブあるいはスタートページをタップ
  4. プライベートをタップ

検索ボックスの下半分をタップするとカーソルが右端に（追記）

記事を見てくださった方から、「検索ボックスの下半分をタップするとカーソル位置が右端になる」といった情報提供を頂きました。実機で確認したところ、筆者環境においても再現性が確認できたので、タップする位置を意識すると良さそうです。

プライベートブラウズでもカーソルが左端になる場合

プライベートブラウズにしてもカーソルが左端に表示される場合は、Google検索結果が表示された状態でSafariの再起動を試してください。

また、タブを１つしか開いていない場合は、その状態で２～３個のタブを開くと、新しいタブではカーソルが右端に表示されることがあります。実際に筆者環境では、1個目のタブはカーソルが左端、2個目以降のタブはカーソルが右端に表示されることがあります。

閲覧履歴、検索履歴、自動入力が記憶されない

プライベートブラウズでは、閲覧したページの履歴は表示されなくなります。また、検索履歴や自動入力に関する情報も記憶されないため、通常時とは使い勝手が異なるので注意してください。

検索履歴を残したい時やアカウントを作成した際にパスワードを自動記憶したい時は、忘れずにプライベートブラウズを解除して使用するようにしてください。

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