先日リリースされたiOS15アップデートには2種類のバージョン(19A344/19A346)が存在し、iOS15(19A344)を適用している場合はバックアップ後にウィジェットがデフォルト設定に戻る不具合が発生する恐れがあります。
通常であればiOS15(19A346)アップデートが適用されますが、Apple Beta Software Programでベータ版を利用していた場合、使用環境によりiOS15(19A344)が適用されている可能性があります。
目次
iOS15(19A344)とiOS15(19A346)には違いがある
執筆時点、iOS15はRC版(19A344)と正式版(19A346)の2つが配信されており、Apple Beta Software Programのプロファイルをインストールした状態でソフトウェアアップデートを実行すると、RC版(19A344)が最新アップデートとして適用されます。
RC版(19A344)と正式版(19A346)ではアップデート内容に差異があり、正式版(19A346)では「バックアップからの復元後にウィジェットがデフォルト設定に戻ってしまう可能性がある問題」の修正、及び重要なセキュリティアップデートが行われています。
このアップデートでは重要なセキュリティアップデートが提供され、バックアップからの復元後にウィジェットがデフォルト設定に戻ってしまう可能性がある問題が修正されます。
Appleソフトウェア・アップデートのセキュリティコンテンツについては、以下のWebサイトをご覧ください:https//support.apple.com/kb/HT201222
iOS15(19A344)かiOS15(19A346)か確認する方法
現在iPhoneにインストールしてあるiOS15の種類、バージョンは次の手順で調べることができます。確認した結果、インストール済みのiOSバージョンが『iOS15(19A346)』であることがわかった場合はアップデート操作は不要です。
- 設定を開く
- 一般をタップ
- 情報をタップ
- システムバージョンの項目をタップ
- iOS15.0(19A346)もしくはiOS15.0(19A3464)のいずれかが表示されます。
プロファイルの削除とアップデートの適用
iOS15(19A3464)が適用されていることがわかった場合、まず次の手順でApple Beta Software Programのプロファイルを削除し、iPhoneを再起動した後に設定→一般→ソフトウェア・アップデートを実行してください。
- 設定を開く
- VPNとデバイス管理をタップ
- iOS 15 & iPadOS 15 Beta Software ..をタップ
- プロファイルを削除をタップ
- 削除をタップ
- 再起動をタップ
- 再起動後に設定→一般→ソフトウェア・アップデートを実行
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