iOS14.2アップデート以降、Googleの二段階認証アプリ「Google Authenticator」が起動できない、起動直後に落ちる不具合が一部で報告されています。
目次
iOS14.2でGoogle Authenticatorがクラッシュする不具合
iOS14.2アップデート適用後、App Storeで配信されているGoogleの二段階認証アプリ「Google Authenticator」がクラッシュする不具合が報告されています。
執筆時点ではアプリアップデート等による対処はされておらず、不具合に関する公式の案内もされていない状況です。
ios14.2 にアップデートしたら #authenticator が開かない…
仮想通貨してる方気をつけて— coffeeが主食 (@hutaemen) November 6, 2020
Is Google Authenticator really crashing at app start on iOS14.2 or is it just me? #GoogleAuthenticator @Google
— Ali Kayhan (@alikayhann) November 6, 2020
Google Authenticatorの再インストールで改善が報告
iOS14.2アップデート適用後から「Google Authenticator」が起動できない場合、設定→一般→iPhoneストレージ→Authenticator→Appを取り除く→Appを取り除く→Appを再インストールの順に操作し、アプリを再インストールすることで改善が報告されています。
google authenticator ios14.2クラッシュの件、設定→一般→iphoneストレージ→Authenticatorから以下の方法で復活しました!削除はデータ消えちゃうからダメよ! pic.twitter.com/K18LwuiPaC
— カソムヒ (@Muhi5555hoGE) November 6, 2020
筆者の実機(iPhone 12 Pro/iOS14.2)では、上記手順による再インストールであれば二段階認証の情報が保持されることを確認していますが、誤った操作(Appを削除してしまう等)や予期せぬ動作、今後のGoogle Authenticatorのアップデート等による仕様変更で状況が変わる可能性も考えられます。
もしアプリ再インストールを試す場合は、事前に登録してあるウェブサービスで二段階認証の強制解除コードを確認するなど、万が一情報が消失した時に対応できるよう準備してから試すことをお勧めします。
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