iOS14以降、一部のApple純正のワイヤレスイヤホンAirPods(第2世代)で「マイクが使えない」「声が相手に届かない」など、マイクが正常に動作しない不具合が報告されています。
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AirPodsでマイクが使えない、声が入らない問題
iOS14以降、AppleサポートコミュニティやTwitterなどでApple純正ワイヤレスイヤホンAirPods(第2世代)のマイクが使えなくなる不具合が報告されています。
My AirPod mic it’s not working properly after IOS 14 update on phone calls, WhatsApp calls and audio recordings.
i’d done resets of AirPod, forgot and sync again, everything I found on the web, therefore do not solve the situation.
I tried the AirPod on my MacBook and it’s working very good without any issues.
今回の問題を報告するユーザーからは、Androidスマートフォンや一部サードパーティーアプリではマイクが正常に動作するとの事例が寄せられており、原因はファームウェアもしくはソフトウェア(iOS)にあるとの見方を示す声が多いです。
なお、ファームウェアアップデートは昨年9月から更新されておらず、執筆時点の最新バージョンは「3A283」となっています。(設定→Bluetooth→AirPodsの[i]ボタンで確認できます)
マイクが使えない、声が届かない時に試したい対処
Appleサポートコミュニティでは、以下の手順でAirPodsをリセットし再接続することで改善したとの投稿がありますが、改善後に不具合が再発したとの報告もあるので、デバイスによっては完全な解決に至らない場合があります。
- iPhoneの設定→Bluetoothを開く
- AirPods横のiボタン(情報ボタン)をタップ
- このデバイスの登録を解除をタップ
- AirPodを充電ケースに入れて蓋を閉じる
- 30秒後に蓋を開けて設定ボタンをLEDランプが白く点滅するまで押下し続ける
- AirPodsをiPhoneに近づけてペアリング、動作確認をする
保証期間の場合はAppleサポートに相談を
AirPodsにはAppleの1年限定保証が付帯しているので、購入から1年経過していない場合は、Apple公式サイトよりサポートに問い合わせ、相談するようにしてください。(解決しなかった場合、修理交換となる場合があります)
もし保証期間を過ぎている場合は、執筆時点ではAppleに製品フィードバックを送ったうえで今後のファームウェアアップデート等による対処を待つ必要があります。
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