YouTubeチャンネルのiAppleBytesが、iOS13.5のバッテリーパフォーマンスを計測した動画を公開しています。iPhone XRに関しては前回のiOS13.4.1から約10分程度の改善がみられるようです。
目次
iOS13.5のバッテリーパフォーマンス計測
今回iAppleBytesが行ったバッテリーパフォーマンス検証は、iOS13.5アップデート適用後の6日後に行われており、検証機種はiPhone SE、iPhone 6 s、iPhone 7、iPhone 8、iPhone XR、iPhone 11、iPhone SE 2020で行われています。
同チャンネルは過去にiOS13.4.1のバッテリーパフォーマンス検証も行っており、今回の検証結果と前回の検証結果を一つの表にまとめたものが以下です。
機種 | iOS | 駆動時間 | スコア |
---|---|---|---|
iPhone SE | iOS13.4.1 | 3時間11分 | 1830 |
iOS13.5 | 2時間57分 | 1770 | |
iPhone 6s | iOS13.4.1 | 3時間15分 | 1950 |
iOS13.5 | 3時間8分 | 1870 | |
iPhone 7 | iOS13.4.1 | 3時間33分 | 2123 |
iOS13.5 | 3時間34分 | 2135 | |
iPhone 8 | iOS13.4.1 | 3時間21分 | 1996 |
iOS13.5 | 3時間23分 | 2028 | |
iPhone XR | iOS13.4.1 | 5時間51分 | 3466 |
iOS13.5 | 6時間2分 | 3583 | |
iPhone 11 | iOS13.4.1 | 6時間47分 | 4057 |
iOS13.5 | 6時間34分 | 3928 | |
iPhone SE 2020 | iOS13.5 | 4時間12分 | 2513 |
機種ごとに若干の差、機種により10分程度の差も
iOS13.4.1とiOS13.5のバッテリーパフォーマンスの検証結果を比較してみると、iPhone 7のようにアップデート前後で大きく変化が無いもの、iPhone 11のように13分短くなるもの、iPhone XRのように10分延長するものがあったりと、機種ごとにバッテリーパフォーマンスの変化に差がある印象です。
もしiOSアップデート適用後、1週間経過してもバッテリーの減りが著しく早く感じる場合は以下の対処法等で改善しないか確認してください。
バッテリーの節約に繋がる設定一覧
- Wi-Fiを使用しない場合:設定→Wi-Fiをオフ
- Bluetoothを使用しない場合:設定→Bluetoothをオフ
- AirDropを使用しない場合:設定→一般→AirDrop→受信しないに変更
- 設定→プライバシー→位置情報サービス→各アプリ→このAppの使用中のみ許可に変更(バックグラウンドで起動するものは”常に許可”にしてください)
- 設定→一般→Appのバックグラウンド更新で、バックグラウンドでの動作が不要なアプリをオフ
- 設定→バッテリー→低電力モードを活用する
- 圏外エリアでは設定→機内モードをオンにする。
- iPhoneの周囲が0〜35度の適温環境でバッテリーパフォーマンスを確認する(※とくに今時期は注意が必要)
- 設定→バッテリー→バッテリーの状態→最適化されたバッテリー充電をオフにする
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