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【iPhone】「iCloud解析」と「iPhoneとWatch解析」をオフ・解除する方法について

iOSにはApple製品やサービスの品質の向上に協力することが出来る「診断と使用状況機能」が搭載されていますが、iOS10.3で大幅にリニューアルされ、iCloudアカウントの使用状況やデータの解析を可能にする「iCloud解析機能」とiPhoneやApple Watchの使用状況を送信する「iPhoneとWatch解析」が搭載されました。

手元にあるデバイスではどちらも初期状態でオフでしたが、場合によってはオンになっている場合もあるかもしれなので、もしデバイスのデータを外部(Apple)に送信したくない場合は、念の為にも確認しておくことをお勧めします。

iPhoneとWatch解析では位置情報を含むデータが送信される

iPhoneとWatch解析をオンにすると、Appleが提供する製品やサービスの品質向上に協力することが出来ますが、送信されるデータの中には位置情報が含まれる場合があるようです。

診断データと使用状況データを毎日自動的に送信することで弊社の製品とサービスの品質向上にご協力いただけます。データには位置情報が含まれる場合があります。

収集されるデータには、位置情報の他にもハードウェアやOSの情報、パフォーマンスの統計情報、アプリの使用状況が含まれているとのことです。また位置情報を含め、これらの収集されたデータから個人が特定されるようなことは無いとしています。

iPhone解析には、ハードウェアおよびオペレーションシステムの仕様に関する詳細、パフォーマンスの統計情報、および各デバイスとアプリケーションの使用状況に関するデータが含まれます。収集された情報によって個人が特定されることはありません。

個人の情報が特定されることは無いとはいえど、デバイスの位置、通話を終了した場所などがAppleに送信されることになるので、もし抵抗があるのであれば、次の方法でiPhoneとWatch解析をオフにするようにしてください。

位置情報サービスがオンになっている場合は、Appleがパフォーマンスの問題(特定の位置の携帯電話信号の強弱など)を解析するために、お使いの各デバイスの位置情報も送信される場合もあります。1日1回の各デバイスの位置、通話を終了した場所、店舗内取引が失敗した場所などの位置情報が含まれることがあります。

iPhoneとWatch解析機能をオフ・解除する手順

  1. 設定プライバシーをタップ。
  2. iPhoneとWatch解析をオフにする手順1

  3. 解析をタップ。
  4. iPhoneとWatch解析をオフにする手順2

  5. iPhoneとWatch解析を共有をオフにする。
  6. iPhoneとWatch解析をオフにする手順3

iCloud解析はSiriなどのインテリジェント機能の向上に利用される

iOS10.3で追加されたiCloud解析は、iCloudアカウントの使用状況やデータの解析をすることで、Siriや他インテリジェント機能※1のサービス向上に利用されるとのことです。

iPhoneとWatch解析については、具体的に収集するデータについて記載されていたものの、iCloud解析については“iCloudアカウントの使用状況”“データの解析”としか記載されておらず、具体的にどういった情報を収集するのかは不明です。

もし不安が残るのであれば、次の方法でiCloud解析をオフにするようにしてください。

※1 高度な処理能力や知能を持った機能のことを指しており、恐らくは写真アプリの顔認識機能や、英キーボードで使用できる候補機能QuickTypeなどを指しているものと思われます。

iCloudアカウントの使用状況やデータ解析を可能にすることで、Siriやその他インテリジェント機能を含む、Appleの製品およびサービスの向上にご協力いただけます。

iCloud解析機能をオフ・解除する手順

  1. 解析をタップ。
  2. iCloud解析をオフにする手順1

  3. 設定プライバシーをタップ。
  4. iCloud解析をオフにする手順2

  5. iCloud解析を共有をオフにする。
  6. iCloud解析をオフにする手順3

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