いよいよ本日26時からiOS 11の発表が見込まれているWWDC2017が開催されますが、WWDC2017開催に先駆けて、App Storeで一時的に32bitで動作しているアプリが検索結果に表示されない状態(除外)になっていたことがわかりました。
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iOS 11で32bitアプリがサポートが打ち切られる可能性
iOS 10.3をインストールしたiPhoneやiPadで、32bit環境のみをサポートしたアプリを起動すると「このAppは将来のiOSのバージョンでは動かない可能性があります」といった警告が表示されるようになりました。
このことから「iOS 11で32bitアプリのサポートが打ち切られる」との見方が強まっていましたが、今回のWWDC2017を前にして、App Storeで32bitアプリを検索結果から一時的に非表示にしたことから、WWDC2017の基調講演でいよいよ32bitアプリのサポート終了時期について発表があるのかもしれません。
既に32bitアプリをApp Storeから除外するロジックは用意されている
今回の「App Storeの検索結果から32bitアプリが消えた問題」については、単なるAppleの操作ミスや不具合の可能性も考えられますが、少なからずApp Storeで32bitアプリを非表示にするといったロジックは既に用意されているということになりそうです。
Appleは昨年9月頃にも「問題が多く、アップデートが放棄された古いアプリを削除する」と発表し、翌月の10月には50,000件近くのアプリが削除されたことも明らかになっているので、32bitアプリのサポートが打ち切られるのは時間の問題かと思います。
That seems to have changed in October, when 47,300 apps were removed from the App Store, Sensor Tower discovered.
引用:Apple’s big App Store purge is now underway
これまでのAppleの動向からしても、iOS 11で32bitアプリのサポートを打ち切ってもおかしくは無く、本日26時から開催されるWWDC2017で、32bitアプリに関する何らかのアナウンスがあるかもしれませんね。
Source:Ahead of iOS 11, 32-bit applications stop appearing in App Store search results(9To5Mac)
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