本日Apple Watch向けに、watchOS 5.1で報告されていた”文鎮化”の問題を改善したwatchOS 5.1.1アップデートがリリースされました。
転倒検出機能に対応したwatchOS 5.1
Apple WatchにwatchOS 5.1アップデートを適用すると、Appleのロゴが表示されたまま動作しなくなる可能性(文鎮化問題)があるため、watchOS 5.1アップデートが取り下げられていました。
Apple Watch に watchOS 5.1 をインストールする際に問題が起きたというお客様がごく一部ですがいらっしゃるため、万全を記すため、ソフトウェアアップデートの配信を停止いたしました。watchOS 5.1 のインストール中に問題が起きた場合は、Apple サポートにお問い合わせください。アップデートが正常にインストールされた場合は、特に対応する必要はありません。この件については、今後のソフトウェアアップデートで解決する予定です。
引用:Apple Watch が watchOS 5.1 にアップデートした後で Apple ロゴを表示したまま動かなくなった場合
※ 現在はサポート記事”Apple Watch が充電されない場合や電源が入らない場合”に301リダイレクトされています。
今回リリースされたwatchOS 5.1.1は上記の文鎮化問題が改善されており、watchOS 5.1以前のApple Watchでアップデートを適用することができます。(文鎮化しなかったwatchOS 5.1端末もアップデート適用可能)
リリースノートはwatchOS 5.1と同じ記載無いようになっており、転倒検出機能などwatchOS 5.1の新機能を含んでいます。
このアップデートには、以下の改善とバグ修正が含まれています:
・Apple Watch Series 4で転倒が検出されてから約1分間動かなかった場合、自動的に緊急速報サービスへの連絡が行われます。また、応急手当にあたってくれる人に、Apple Watchで転倒が検出されたことと、可能な場合は位置座標を共有することを知らせるメッセージも再生されるようになりました。
・一部のユーザーで、”トランシーバー”Appのインストールが完了しない可能性がある問題を修正しました。
一部ユーザーの”アクティビティ”Appで、過去に獲得したアクティビティバッジの一部が”バッジ”タブに表示されない問題を解決しました。
なおwatchOS 5.1.1アップデートを適用する場合、次の条件を満たす必要があります。
- iPhoneをWi-Fiに接続する
- 充電器に接続されている
- バッテリー残量が50%以上
- 親機がiOS 12以降を搭載したiPhone 5s以降
- Apple Watch Series 1 以降
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