iOS16.3.1アップデート後、一部のiPhoneでシステムサービスの「ソフトウェアアップデート」により大量のモバイル通信が発生する問題が報告されています。
目次
ソフトウェアアップデートが大量のモバイル通信を使用する問題
iOS16以降、iOSアップデート後にシステムサービスのソフトウェアアップデート(設定→モバイル通信→システムサービス→ソフトウェアアップデート)が大量のモバイル通信を使用する問題が報告されています。
この問題はiOS16から継続して報告されており、今回リリースされた最新アップデートiOS16.3.1でも同じ問題が報告されており、筆者のiPhone 14 Proでも約600MBのモバイル通信が発生しています。(執筆時点)
iOS16.3.1
モバイルデータ通信量異常消費、直ってませぇん! pic.twitter.com/CfglZbxECw— むっち (@muttie70) February 17, 2023
iOSアップデート直後や再起動後に発生する傾向
執筆時点では以下の点に注意してiPhoneを使うほか無く、により、大量のモバイル通信が発生する問題の根本的な改善方法は判明しておらず、「iOSアップデート直後やiPhoneの再起動後、ソフトウェアアップデートにより数百MB以上のモバイル通信が発生する可能性がある」といった傾向のみ明らかになっています。
そのため、月当たりのモバイル通信量が制限されているプラン、モバイル通信量に応じて料金が発生するプランを使用している場合は、以下の点に注意しつつiPhoneを使う必要があります。
- iOSアップデート適用から数日間、ソフトウェアアップデートによりモバイル通信が発生する可能性があるため、できる限りWi-Fiに接続する。
- 終日~翌日もWi-Fiに接続し続けられるような日にアップデートを実行する。(休日前日の夜間など)
- iPhoneの再起動や電源オフは必要最低限のみに留める。
- iOSアップデート適用後は問題無い場合でも、アップデートから数日経過後にモバイル通信が発生する場合がある。
ソフトウェアアップデートのモバイル通信量が急増した際の対処
システムサービスのソフトウェアアップデートによりモバイル通信が発生する問題の対策として、Wi-Fiアシストのオフ、モバイル通信の省データモードのオン、自動アップデートの全オプションをオフにするなどが挙げられます。
ただし、これらの設定を変更しても改善しないといった声も多く、執筆時点では「iPhoneの再起動や電源オフを必要最低限にし、可能な限りWi-Fiに接続する」が最善の対策になります。
- 設定→一般→自動アップデート→iOSアップデートをダウンロード、セキュリティ対応とシステムファイルをオフにする
- 設定→モバイル通信→Wi-Fiアシストをオフにする
- 設定→モバイル通信のオプション→データモード→省データモードにチェックを入れる
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