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【iPhone】iOS16.3.1でシステムサービス「ソフトウェアアップデート」のモバイル通信が増える問題の詳細と対処

iOS16.3.1アップデート後、一部のiPhoneでシステムサービスの「ソフトウェアアップデート」により大量のモバイル通信が発生する問題が報告されています。

ソフトウェアアップデートが大量のモバイル通信を使用する問題

iOS16以降、iOSアップデート後にシステムサービスのソフトウェアアップデート(設定モバイル通信システムサービスソフトウェアアップデート)が大量のモバイル通信を使用する問題が報告されています。

この問題はiOS16から継続して報告されており、今回リリースされた最新アップデートiOS16.3.1でも同じ問題が報告されており、筆者のiPhone 14 Proでも約600MBのモバイル通信が発生しています。(執筆時点)

iOSアップデート直後や再起動後に発生する傾向

執筆時点では以下の点に注意してiPhoneを使うほか無く、により、大量のモバイル通信が発生する問題の根本的な改善方法は判明しておらず、「iOSアップデート直後やiPhoneの再起動後、ソフトウェアアップデートにより数百MB以上のモバイル通信が発生する可能性がある」といった傾向のみ明らかになっています。

そのため、月当たりのモバイル通信量が制限されているプラン、モバイル通信量に応じて料金が発生するプランを使用している場合は、以下の点に注意しつつiPhoneを使う必要があります。

  • iOSアップデート適用から数日間、ソフトウェアアップデートによりモバイル通信が発生する可能性があるため、できる限りWi-Fiに接続する。
  • 終日~翌日もWi-Fiに接続し続けられるような日にアップデートを実行する。(休日前日の夜間など)
  • iPhoneの再起動や電源オフは必要最低限のみに留める。
  • iOSアップデート適用後は問題無い場合でも、アップデートから数日経過後にモバイル通信が発生する場合がある。

ソフトウェアアップデートのモバイル通信量が急増した際の対処

システムサービスのソフトウェアアップデートによりモバイル通信が発生する問題の対策として、Wi-Fiアシストのオフ、モバイル通信の省データモードのオン、自動アップデートの全オプションをオフにするなどが挙げられます。

ただし、これらの設定を変更しても改善しないといった声も多く、執筆時点では「iPhoneの再起動や電源オフを必要最低限にし、可能な限りWi-Fiに接続する」が最善の対策になります。

  • 設定一般自動アップデートiOSアップデートをダウンロードセキュリティ対応とシステムファイルをオフにする
  • 設定モバイル通信Wi-Fiアシストをオフにする
  • 設定モバイル通信のオプションデータモード省データモードにチェックを入れる

著者情報

Ryo
こんにちは、「SBAPP」を運営しているRyoです。

Apple製品はiPhone 3GSから使い始め、国内でスマートフォンが急速に普及し始めた時期、iPhone 5が展開された頃から、主にiPhoneやiOSなどの使い方や不具合情報を10年以上にわたり発信しています。

現在はiPhoneやiOSの情報だけでは無く、SNSプラットフォームでの障害や不具合、フィッシング詐欺メール・SMSに関する注意喚起など、広範なテーマにわたる記事を書いています。

過去には「電気の見える化」に関するウェブアプリケーション開発、大規模システムの保守業務に従事していたことがあり、それらの経験を活かしてSBAPPを含むブログメディア等を運営しています。記事が少しでもお役に立てたら幸いです。

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