SBAPP

【iPhone】iOS15.4のSafariで勝手に前のページに戻る不具合の詳細と対処

iOS15.4アップデート適用後、一部のiPhoneでSafariでリンクをタップして開くと勝手に前のページに戻る問題が報告されています。不具合が生じると、検索結果などからウェブサイトにアクセスしても意図せず検索結果画面に戻される場合があります。

Safariで勝手に前のページに戻る不具合が報告

iOS15.4アップデート適用後、Appleのブラウザアプリ「Safari」でリンクを開くと、勝手に前のページに戻る不具合が報告されています。

macOS Monterey 12.3でも報告、Safari15.4に原因?

Safariで意図せず前のページに戻る不具合は、iOS15.4でアップデートされたSafari(バージョン15.4)に原因があるのか、同バージョンがインストールされる「macOS Monterey 12.3」でも同様の問題が報告されています。

作成したタブグループで開いたページでのみ不具合が発生する傾向

macOSでも今年1月末頃には同じ問題が報告されており、MacRumorsフォーラムには「Safari keeps randomly going back one page(Safariがランダムに1ページ戻り続ける)」といった書き込みが投稿されています。

On my 16" M1 MacBook Pro the browser goes back a page on its own and when I go forward to bring back the page I was reading it does nothing, like it doesn't exist. Also it randomly reloads pages. This is very very annoying.

執筆時点、iOS15.4(Safari15.4)に関する情報は乏しいものの、上記投稿によればmacOS(Safari15.X)に関してはSafariのタブグループで開いたページでのみ問題が発生する傾向があるとの情報が寄せられています。

I was able to track it down to tab groups, seems that it happens only in a tab group window.

そのためiOS15.4(Safari15.4)に関しても、作成したタブグループを使わずに標準タブ(○個のタブ)、あるいはプライベートタブのどちらかを使うことで不具合を回避できる可能性がありますが、根本的な解決方法は見つかっていない状況です。

根本的な不具合解決にはAppleによる対処が必要になる問題と思われるため、お使いのデバイスで問題が発生している場合は、Appleにフィードバックの送信を検討してください。

著者情報

Ryo
こんにちは、「SBAPP」を運営しているRyoです。

Apple製品はiPhone 3GSから使い始め、国内でスマートフォンが急速に普及し始めた時期、iPhone 5が展開された頃から、主にiPhoneやiOSなどの使い方や不具合情報を10年以上にわたり発信しています。

現在はiPhoneやiOSの情報だけでは無く、SNSプラットフォームでの障害や不具合、フィッシング詐欺メール・SMSに関する注意喚起など、広範なテーマにわたる記事を書いています。

過去には「電気の見える化」に関するウェブアプリケーション開発、大規模システムの保守業務に従事していたことがあり、それらの経験を活かしてSBAPPを含むブログメディア等を運営しています。記事が少しでもお役に立てたら幸いです。

コメントを投稿する(承認後に反映されます)

*

Return Top