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【iPhone】iOS15のモバイル通信経由でバックアップに注意、通信制限やバッテリー消耗の原因に

iOS15でiCloudバックアップ機能にモバイル通信でバックアップを作成できるオプション、「モバイル通信経由でバックアップ」がデフォルトで有効化(オン)された状態で追加されました。

Wi-Fi環境がない場合でもバックアップを作成できる便利な機能である一方、使用できるデータ通信量に制限がある通信プランを契約している場合は注意が必要です。

モバイル通信でiCloudバックアップを作成できる新機能

iOS15アップデートでは、5G対応モデル(iPhone 12以降)向けにモバイル通信でiCloudバックアップを作成できるオプション「モバイル通信経由でバックアップ」が追加されています。(設定Apple ID(自分の名前)iCloudiCloudバックアップモバイル通信経由でバックアップ

注記: 5Gをサポートしているモデルでは、モバイルデータ通信ネットワークを使ってiPhoneのバックアップを作成できるオプションが通信事業者により提供されている場合があります。「設定」>「[自分の名前]」>「iCloud」>「iCloudバックアップ」と選択し、「モバイル通信経由でバックアップ」のオン/オフを切り替えます。

引用:Apple

デフォルトで「モバイル通信経由でバックアップ」がオンに

モバイル通信経由でバックアップはデフォルトでオンになっているため、iCloudバックアップを使用しているiPhoneをiOS15にアップデートすると、気づかないうちにモバイル通信経由でiCloudバックアップが作成されてしまう可能性があります。

そのため、使用できるモバイル通信量に限りがあるプランを契約している場合は、iOS15アップデート適用後に設定Apple ID(自分の名前)iCloudiCloudバックアップモバイル通信経由でバックアップがオフになっていることを確認することを強くお勧めします。

モバイル通信経由でバックアップはバッテリーを消耗する原因にも

モバイル通信経由でバックアップがオンの場合、電源が近くに無い外出先などでもiCloudバックアップが作成されてしまうため、iOS14以前に比べるとバッテリーを多く消耗する可能性があります。

実際にTwitterなどでは、モバイル通信経由でバックアップをオフにしたことでバッテリーが長持ちするようになったとの声も挙がっているので、もしバッテリーを長持ちさせたいのであればオフにした方が良さそうです。

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著者情報

Ryo
こんにちは、「SBAPP」を運営しているRyoです。

Apple製品はiPhone 3GSから使い始め、国内でスマートフォンが急速に普及し始めた時期、iPhone 5が展開された頃から、主にiPhoneやiOSなどの使い方や不具合情報を10年以上にわたり発信しています。

現在はiPhoneやiOSの情報だけでは無く、SNSプラットフォームでの障害や不具合、フィッシング詐欺メール・SMSに関する注意喚起など、広範なテーマにわたる記事を書いています。

過去には「電気の見える化」に関するウェブアプリケーション開発、大規模システムの保守業務に従事していたことがあり、それらの経験を活かしてSBAPPを含むブログメディア等を運営しています。記事が少しでもお役に立てたら幸いです。

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