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【iPhone】iOS15のGoogle Authenticatorで重複表示、消える不具合と対処について

iOS15アップデート適用後、Googleが提供する2段階認証アプリ「Google Authenticator」で同一アカウントが重複表示される、重複したアカウントの片方を削除すると全てのアカウントが消えたなどの不具合が報告されています。

Google Authenticatorでアカウントが重複表示される不具合

iOS15アップデート適用後、Googleが提供する2段階認証アプリ「Google Authenticator」で同一のアカウントが重複して表示され、重複表示されたアカウントを削除すると全てのアカウント情報が消える不具合が報告されています。

重複表示されたアカウントを削除すると全て消える

執筆時点では、Google Authenticatorのアップデートによる対処を待つ必要があり、もしiOS15アップデート適用後にアカウント情報が重複して表示されたとしても、重複したアカウントを絶対に削除しないよう注意してください。

もし重複したアカウントの片方を削除してしまった場合、アプリを開き直したタイミングで全ての情報が消える恐れがあるため、片方のアカウント情報が残った状態でサービスにログインし2段階認証の解除、再登録を行ってください。

その際には2段階認証設定時などに表示されるバックアップコードを確認しておくと安心です。

アプリを取り除く機能を使った再インストールについて

iOS15以降、他にもGoogle Authenticatorが起動しないといった問題も一部で生じているようで、こちらの場合はiPhoneストレージから「Appを取り除く」を実行し、再起動後に再インストールすることで改善する場合があるようです。

今回の問題とは症状が異なるものの、時間を十分に確保できるのであれば試してみるのも良いかと思います。ただ、筆者環境では未検証となる対処法であるため、試す際には万が一に備えてバックアップコードの確認などを忘れずに行ってください。

※ 通常は「Appを取り除く」によりアプリ内に保存された書類とデータ(アカウント情報等)が消えることはありません。

  1. App StoreでGoogle Authenticatorを最新バージョンにアップデートする
  2. iPhoneの設定一般日付と時刻自動設定をオンにする
  3. 設定一般iPhoneストレージAuthenticatorAppを取り除くAppを取り除く
  4. iPhoneを再起動する
  5. Google Authenticatorを再ダウンロード

著者情報

Ryo
こんにちは、「SBAPP」を運営しているRyoです。

Apple製品はiPhone 3GSから使い始め、国内でスマートフォンが急速に普及し始めた時期、iPhone 5が展開された頃から、主にiPhoneやiOSなどの使い方や不具合情報を10年以上にわたり発信しています。

現在はiPhoneやiOSの情報だけでは無く、SNSプラットフォームでの障害や不具合、フィッシング詐欺メール・SMSに関する注意喚起など、広範なテーマにわたる記事を書いています。

過去には「電気の見える化」に関するウェブアプリケーション開発、大規模システムの保守業務に従事していたことがあり、それらの経験を活かしてSBAPPを含むブログメディア等を運営しています。記事が少しでもお役に立てたら幸いです。

コメント欄

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  1. iOS15にアップデートした後、改めてiTunesから復元し、事前にしてあったバックアップから元に戻すとアクティベートされていた自分の電話番号が消えるばかりか、IDに登録してある番号も登録から外れ、都度、アクティベートしなければなりません。
    iOS14.8では起きていませんでしたから、15へのUPが原因ではないかと…
    これは何かしらで改善出来るのでしょうか?
    同じ悩みの方はいらっしゃいますでしょうか?

  2. あぶなかった。。。
    重複して表示されていたので、片方をうっかり消すところでした。

  3. 早く見てればよかった 重複消したら消えた

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