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【iPhone】Appをアップデートできません、返金されたか〜が表示される原因と対処法

App Storeで配信されているアプリ(LINEなど)のアップデート適用を実行すると、エラー「Appをアップデートできません」「返金されたか他のユーザーに購入されたもの〜アップデートできません。」が表示され、アプリがアップデートできない場合があります。

Apple IDと異なる場合や返金済みアプリで表示される

アプリのアップデート適用時に表示される「Appをアップデートできません」は、アプリを購入した時とアップデートを適用した時のApple IDに違いがある場合、もしくは過去に返金済みのアプリをアップデートすると表示されるエラーです。

Appをアップデートできません

[アプリ名]は、返金されたか他のユーザーに購入されたものであるため、ご利用のApple IDではアップデートできません。
OK

もしアプリを購入した時のApple IDと現在使用しているApple IDが異なる場合は、アプリを購入した時のApple IDでサインインしてアップデートを適用するか、一度アプリを削除(アンインストール)して、現在使用しているApple IDで再購入(ダウンロード)することで最新バージョンにアップデートできます。

※ 一般的な”アプリの削除(アンインストール)”となるため、アプリに保存されているデータは消えます。

システムエラー(障害)によりエラーが表示されることがある

エラー「Appをアップデートできません」は、本来であれば複数のApple IDを利用している場合、もしくはアプリの返金申請している場合のみ表示されるものですが、稀にAppleのシステムエラー(障害)により、同様のエラーが表示される場合があります。

直近であれば、2020年1月16日〜1月17日に掛けて、エラー「Appをアップデートできません」によってアプリのアップデートが適用できないユーザーが急増したものの、Appleがこれに対処したため執筆時点(2020年1月21日)ではエラーを報告する声はほとんどありません。

もし複数のApple IDを使用しておらず、且つアップデートを適用するアプリの返金申請をしていない場合、Apple側の問題によってエラーが表示されている可能性が高いので、時間をあけてから再度試すと改善している場合があります。

Appleのシステム状況ページをチェックする

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著者情報

Ryo
こんにちは、「SBAPP」を運営しているRyoです。

Apple製品はiPhone 3GSから使い始め、国内でスマートフォンが急速に普及し始めた時期、iPhone 5が展開された頃から、主にiPhoneやiOSなどの使い方や不具合情報を10年以上にわたり発信しています。

現在はiPhoneやiOSの情報だけでは無く、SNSプラットフォームでの障害や不具合、フィッシング詐欺メール・SMSに関する注意喚起など、広範なテーマにわたる記事を書いています。

過去には「電気の見える化」に関するウェブアプリケーション開発、大規模システムの保守業務に従事していたことがあり、それらの経験を活かしてSBAPPを含むブログメディア等を運営しています。記事が少しでもお役に立てたら幸いです。

コメント欄

  • Comments ( 2 )
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  1. 言う通りに一回消したらデータ消えたんですけど、戻せます?

    • 当記事の案内に限らず“iPhoneでアプリを削除”する場合、アプリに保存されているデータは消える為、データを戻すには過去のバックアップ(iCloud/iTunes)から復元する必要があります。
      iPhoneの場合は削除時に「このAppを削除すると、Appのデータも削除されます」といった案内文言が表示されるため、削除時の挙動に関しては説明を省略させて頂いていましたが、紛らわしい部分もあるかと思いましたので記事中にも同様の内容に関して追記させて頂きました。ご迷惑をおかけし申し訳ございません。

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