執筆時点では最新のiOSバージョンとなるiOS 10.3.3では、iTunesのバックアップが出来ない、バッテリーの減りが早い、ロック復帰時にWi-Fiが切断されるなど、数多くの不具合が報告されています。
これらの不具合を記事にしたところ、読者の方から多数のコメントを頂いたので、今後のiOSアップデートで改善されることを願い、これまでに寄せられたコメントや情報を元にiOS 10.3.3に関する不具合情報をAppleに報告(フィードバック)したので、その時の手順について解説します。
AppleにiOSの不具合やバグを報告する手順について
不具合の報告(フィードバック)自体は、誰でも簡単にすることができます。
Appleのフィードバックページ(外部リンク)で、名前、メールアドレス、件名、feedbackの種類、コメント、iOSのバージョン、パソコンのOS※を選択することで、報告することができます。
※ パソコンのOSはiPhoneとPCの接続に関する不具合が生じた時のみ選択。
フィードバックの種類は次の7つが用意されていますが、「iOSの不具合」を報告するのであれば、バグレポートを選択してください。
- 機能の追加・向上リクエスト
- バグレポート
- デザイン/操作性
- 効率性/ワークフロー
- ソフトウェア/ハードウェアの互換性
- 接続製/相互運用性
- 設定のしやすさ
「現在お使いのiOSのバージョン」では、実際に不具合が生じているデバイスのバージョンを選択してください。使用しているiOSのバージョンは、iPhoneの設定→一般→情報から確認することができます。
「あなたのiPhoneとコンピュータとのシンク〜オペレーティングシステムをご確認ください」では、iPhoneとパソコン(iTunesなど)を接続した際に、何らかの不具合が生じる場合は使用しているパソコンのOSを選択してください。
iOS 10.3.3の不具合を例にするのであれば、iTunesでバックアップが出来ない問題を報告するのであれば、この項目で使用しているパソコンのOSを選択する必要があります。
これらの項目を選択して、名前とメールアドレスを入力し、コメント欄に不具合の詳細な情報を入力して、最後に送信を選択して報告完了です。
コメント欄の入力内容に悩む方もいるかもしれませんが、次の情報を含めると良いかと思います。
- 具体的な問題の内容(充電できない、バックアップができない等)
- いつから不具合が生じたのか(iOSアップデート直後、iOSアップデートを適用してから数日後など)
- iPhoneやパソコン以外のツール(iTunesなど)も関する不具合であれば、該当ツールのバージョン情報。
- 不具合を再現する手順(判明している場合のみ)
- 効果が無かった対処方法
- 効果が有った対処方法(あれば)
一人でも多くの人が不具合を報告することで、今後のiOSアップデートで改善される可能性が増すかもしれません。
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