iOS12ではアプリの使用時間の確認、使用時間の制限ができる機能「スクリーンタイム」が追加されました。
お子さんにiPhoneを貸与する場合、ゲームのプレイ時間を制限する目的などでも活用できますが、一部で「スクリーンタイムの制限時間を無視(回避)する抜け穴」に悩む声が挙がっています。
子供のスマホをスクリーンタイムで利用時間制限がかけられる様になる為、iOS12にリリースを心待ちにしておりました。
早速アップデートを行い子供へiPhoneを渡して利用させていたところ、
どうも制限時間を超えて利用している様なので、おかしいと思い調べたところ、
制限時間になって利用できなくなると「設定→一般→日付と時刻」で現在の時刻設定を変更してごまかして利用できてしまっていることが発覚しました。。。
スクリーンタイムの制限は「日付と時刻」の変更で回避できる
本来であれば「スクリーンタイム・パスコード」を有効化することで、スクリーンタイムに関する各種設定変更や制限時間の延長を防ぐことができます。
しかし、執筆時点のiOS12では設定→一般→日付と時刻から自動設定をオフにし、翌日以降の日時に設定すると制限時間がリセットされ、スクリーンタイムを回避することが出来てしまいます。
執筆時点では「日付と時刻」の設定変更を防ぐ術は無く、またApple Configurator 2を使った自作プロファイルによる制限も出来ないようです。
今後のiOSアップデートでの改善を待つしか無い状況なので、もしお困りなのであれば以下のボタンからAppleに是非フィードバックを!
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