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【iPhone】iOS12.1.1でスクリーンタイムの時間制限を無視できる時刻の設定変更が対策

iOS12以降では、ファミリー共有に追加した子のiPhoneに対して「スクリーンタイム」で時間制限を設定できますが、これまでは子のiPhoneで日付と時刻自動設定をオフにし、時刻を手動変更することで時間制限を無視(迂回)できましが、iOS12.1.1で対策されたようです。

日付と時刻の自動設定をオフにできないとの声

iOS12.1.1以降、少数ではあるものの設定日付と時刻自動設定をオフにできないとの声が挙がっていました。


国内外のAppleサポートコミュニティやブログメディア界隈でも大きな話題になっていないことから、ごく一部で発生している不具合とみて再現方法を試行錯誤していたところ、これらの問題は不具合では無くiOS12.1.1の仕様変更である可能性が高いことが判明しました。

日付と時刻の自動設定が変更できないのは仕様変更の可能性

冒頭でも述べたように、これまではファミリー共有でスクリーンタイムが設定された端末(子)でも、日付と時刻を手動で変更することで、スクリーンタイムによる時間制限を無視(迂回)することができました。

これまでは時刻を手動で進めると時間制限を無視することができた。

iOS12.1.1では上記問題に対処したようで、ファミリー共有で子の端末にスクリーンタイムを設定した時点で、子の端末では設定日付と時刻自動設定の設定が変更できないようになりました。

再びファミリー共有でスクリーンタイムをオフにすると、子の端末で日付と時刻の変更が可能になったので、ファミリー共有とスクリーンタイムの一部仕様変更と考えて良いかと思います。

子のiPhoneに対してスクリーンタイムを設定すると、瞬時に時刻の変更が不可能になった。

ファミリー共有でスクリーンタイムが設定された端末で、日付と時刻自動設定をオフにするには、執筆時点では親の端末からスクリーンタイム自体をオフにするほかありません。

今後は時間制限を無視することが不可能に。

お子さんにiPhoneを貸与・管理している親御さんとしては、iOS12.1.1でようやく一安心できそうです。

著者情報

Ryo
こんにちは、「SBAPP」を運営しているRyoです。

Apple製品はiPhone 3GSから使い始め、国内でスマートフォンが急速に普及し始めた時期、iPhone 5が展開された頃から、主にiPhoneやiOSなどの使い方や不具合情報を10年以上にわたり発信しています。

現在はiPhoneやiOSの情報だけでは無く、SNSプラットフォームでの障害や不具合、フィッシング詐欺メール・SMSに関する注意喚起など、広範なテーマにわたる記事を書いています。

過去には「電気の見える化」に関するウェブアプリケーション開発、大規模システムの保守業務に従事していたことがあり、それらの経験を活かしてSBAPPを含むブログメディア等を運営しています。記事が少しでもお役に立てたら幸いです。

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