今回はiOS12の新機能「スクリーンタイム」のレポートに表示されている、「持ち上げ」の意味について解説します。
スクリーンタイムから届く通知”週間レポート”で持ち上げの項目に気が付くユーザーも多いようで、iOS12リリースから日が経った今でもSNSでは「持ち上げの意味がわからない」との声を目にします。
スクリーンタイムの持ち上げの意味がわからん
— ににい✨ (@221Twin) 2018年11月6日
iOS12にしてからスクリーンタイムが目に入るようになった(持ち上げ回数とは一体)
— いふ⁽˙³˙⁾ (@alt_h) 2018年10月17日
目次
スクリーンタイム「持ち上げ」の表示方法と意味
スクリーンタイムの「持ち上げ」は、設定→スクリーンタイム→すべてのデバイスを開くと、「iPhone(デバイス)を手に取り画面が点灯した回数」を記録した持ち上げ回数を確認できます。
スクリーンタイムは、デバイスの利用状況、開いた App、訪れた Web サイトについて、いつでも見たいときに詳しいレポートをまとめてくれます。「設定」>「スクリーンタイム」の順に選択し、グラフをタップしてください。この画面で、利用状況を確認し、「よく使われたもの」のApp に制限を課し、デバイスを何回持ち上げたか、通知を何回受け取ったかを確認できます。
引用:Appleサポート
「持ち上げ」の必要性を問う声もありますが、これは日常生活で「スマートフォンを手に取り確認する」を可視化するために用意された項目で、自身のスマホに対する依存度を認識できる項目です。
例えば睡眠時間が8時間で持ち上げ回数が100回の場合、1時間あたり6.25回、つまり約10分に1回スマートフォンを手に取っているということがわかります。
持ち上げのデータ収集をやめる設定について
執筆時点では最新となるiOS12.1では、持ち上げ回数のデータのみ収集を中止する設定はありません。
もし持ち上げ回数のデータ収集を中止したい場合は、設定→スクリーンタイム→スクリーンタイムをオフにするをタップして、スクリーンタイム自体を解除する必要があります。
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