何とAppStoreでは無く、一般のWEBページから脱獄していない正規端末に、iOSアプリをインストール出来る方法が判明しました。
最近AppStoreでリジェクトされた、無料ストリーミング視聴アプリ「iLoveMusic」が、この方法で新バージョンを配布しているとのことです。
通常iOSアプリは、Appleの厳しい審査を経てStoreに並ぶ為、ウイルスや破壊性のあるアプリがユーザーのiPhoneに入り込む事は本来ありません。
今回の手法を利用すると、害のあるアプリや、通常のAppStoreでは許されない便利なアプリの配布をする事が可能です
早速詳しくご紹介します。
問題が発覚した経緯
無料で音楽をストリーミング視聴できるアプリ「iLoveMusic」が、AppStore外からアプリの配布を行った事で話題になったようです。
iLovMusicを起動すると誘導のダイアログが表示されます。
AppStoreに似せて作ったWEBページが開きます。AppStoreのようにダウンロードをしてみると..
更に確認ダイアログが表示されるので、インストールをタップしてみます。
※ 不用意に未承認アプリをインストールする行為は危険です。
無事インストールが完了し、タップして開こうと思うと再度確認ダイアログが表示されました。続けるをタップするとアプリの起動を確認する事ができました。
AppStore外からアプリを配布する仕組み
アプリを開発した際に実機でのテストが必須になります。
そういったテスターの方のiPhoneにアプリをインストールする為の仕組み「OTA(Over the air)」が使われているとのことです。
今後同じ手法でAppStoreでは認められないアプリが配布される可能性もあります。
つぶやき

AppStoreの審査は厳しく、端末に害のあるアプリが並ぶ事は殆どありません。
そういった害のアプリも簡単に配布出来てしまうので、AppStore外で魅力的なアプリを見つけてもダウンロードする事は控えましょう。
iPhoneはGPSも内蔵してますし、個人情報のお宝です。
高い代償を払う事になりかねません。
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