【iPhone】画面録画の使い方や設定方法、音が入らない時の対処法などの解説

iOS 11以降のiPhoneでは、画面の録画ができる「画面収録機能（画面録画・スクショ録画などと呼ばれることも）」を使用できます。本記事では画面収録機能（画面録画・スクショ録画）の使い方や録画動画の保存場所などの基礎解説から、録画時に音が入らない場合の対処法などについて解説します。

画面録画ボタンをコントロールセンターに追加する

iPhoneでは、iPhone 8以前の場合は画面下部、iPhone X以降の場合は画面上部をスワイプすると表示される「コントロールセンター」から使用できます。

ただし、標準設定では画面録画のボタンが表示されておらず、設定→コントロールセンター→コントロールをカスタマイズからボタンをコントロールセンターに追加する必要があります。

画面収録機能（画面録画・スクショ録画）を開始する

コントロールセンターに画面録画のボタンを追加後は、コントロールセンターの画面収録ボタン（二重丸ボタン）をタップすると、画面収録（画面録画・スクショ録画）を開始することができます。

画面収録（画面録画・スクショ録画）を終了する

画面収録（画面録画・スクショ録画）は、赤表示の時刻部分をタップし、「画面収録を停止しますか？」のボックスで停止をタップすると終了でき、同時に写真アプリに録画動画が自動で保存されます。

横画面と縦画面の録画を使い分ける

iPhoneの画面収録（画面録画・スクショ録画）は、撮影時のデバイスの向きに合わせたサイズで録画が開始されます。

そのため、横画面アプリで録画する場合は横画面状態、縦画面アプリで録画をする場合は縦画面状態で画面収録（画面録画・スクショ録画）を開始する必要があります。

マイクによる音声録音をオン・オフ切り替える

画面収録（画面録画・スクショ録画）では、iPhoneのマイクを使った音声録音もできますが、不要であればコントロールセンターの画面収録ボタンを3D Touch（押し込む）もしくは長押しして、マイクボタンをタップするとオンオフ切り替えることができます。

録画中の通知などを防ぐ

画面収録（画面録画・スクショ録画）中に通知や着信があると、録画動画に映り込んだり中断される場合がありますが、録画に集中したい場合はコントロールセンターからおやすみモードを使用すると、録画中の通知などを防ぐことができます。

画面収録（画面録画・スクショ録画）のボタンが反応しない

コントロールセンターの画面収録（画面録画・スクショ録画）のボタンをタップしても反応しない場合、スクリーンタイムのコンテンツ制限機能、あるいは機能制限機能によって録画が制限されている可能性が考えられます。

iOS 12以降の場合は、設定→コントロールセンター→コンテンツとプライバシーの制限→コンテンツ制限をタップ。

画面収録→許可にチェックを入れると、画面収録を使用できるようになります。

iOS 11の場合は、同様の設定項目が設定→一般→機能制限に用意されています。

録画した動画を再生・確認する

画面収録（画面録画・スクショ録画）機能で録画した動画は、写真アプリのアルバムに保存されています。

録画した動画を加工（トリミング）する

録画した動画データは、トリミング（切り取り）であれば簡単に加工できます。シェアしたい録画動画に映るとまずいシーン（IDやパスワード等）が映った場合は、動画を写真アプリで開き編集ボタンから切り取ることで解決します。

画面収録（画面録画・スクショ録画）で音が入らない原因

画面収録（画面録画・スクショ録画）で音声（アプリの再生音）が録画されず、無音になる場合があります。

これは主に原因が2通り考えられ、1つはiPhoneがマナーモード（サイレントモード）であること、もう一つはアプリ側で音声録音を制限している場合ですが、この場合はiPhone側面のサイレントスイッチをオフにして解除することで解決できます。

２つ目はアプリ側で音声録音が制限されている場合です。主に音楽や動画を視聴できるアプリで制限が設けられる傾向があり、この場合は画面収録での録音は諦める必要があります。