午前9時50分頃、経済産業省から「緊急:電力需給ひっ迫」といった緊急速報が、北海道のスマートフォン利用者向けに一斉に誤送信されるトラブルが発生し、数十分後には「メール誤送信のお詫び」といった緊急速報が立て続けに送信され、北海道内のスマートフォン利用者から困惑の声が挙がっています。
目次
北海道民に緊急速報「緊急:電力需給ひっ迫」が誤送信
北海道内のスマートフォン利用者向けに、経済産業省から「緊急:電力需給ひっ迫」といった、次の緊急速報のテストメッセージが一斉配信されました。
緊急速報
(テスト)緊急:電力需給ひっ迫
(本メールはテストです)本日北海道電力管内で、電力が著しく不足しています。停電回避のため、10:00から18:00までは、できるだけ電気製品の使用をお控えください。慶山産業省
(経済産業省 資源エネルギー庁)
今回の緊急速報は事前に告知されるような訓練とは異なり、突然送信された緊急速報ということもあり、「大地震?」「北朝鮮のミサイル?」と身構えたユーザーが多く見受けられます。
まじで大地震かとおもった誤緊急速報
— クコルカ kukoruca (@kukoruca) 2017年8月9日
iPhoneから緊急速報のメロディが流れて大地震でも来るのかと思ったら、電力会社からの試験的緊急速報だった
焦らせないでよ、もう!— かのん (@skyblack_kanon) 2017年8月9日
緊急速報のアラーム音怖いからやめてー!!
しかも誤送信て!!
ミサイルでも発射したかと思ってマジびびった!!!— みかん様 (@agape_akim) 2017年8月9日
「誤送信のお詫び」までも緊急速報で配信され更に大騒ぎに
電力需給の緊急速報が誤配信されてから、数十分後に再び緊急速報が配信され、緊急速報でメールの誤送信のお詫びを配信する事態になっています。
メール誤送信のお詫び
本日9時50分に送信されました電力不足に関する経済産業省からのテストメールは、本来、一部の方にテストとしてお送りする予定だったものを、誤って北海道内の皆様にお送りしてしまいました。現在、電力不足は発生しておりません。お詫びして訂正させて頂きます。経済産業省
(経済産業省 資源エネルギー庁)
短時間の間に事実とは異なる緊急速報が2度鳴ったこと、お詫びを緊急速報で配信したことに対して、道内のスマートフォン利用者からは不満の声が挙がっています。
緊急速報の誤配信なんてありえない。テストだって書いていてわかるからお詫びまで緊急速報で送る必要ない。具合悪くて寝てたのに2回も起こされた。
本当の災害の時に来ても信用できないかも— クリスティーヌ (@tarepanda_chan) 2017年8月9日
緊急速報の誤送信に対して緊急速報でお詫び入れるのやめて欲しい
2回焦った😅— もっちゃん (@sub_nexco) 2017年8月9日
間違って緊急速報送るのはしゃあないにしても、お詫びまで緊急速報使うってどういう神経してんの?
— sawada397 (@sawada_397) 2017年8月9日
私自身も北海道民ですが、電力不足の誤送信だけで済めば良かったものの、お詫びまで緊急速報を使うのは何か違和感を覚えます。
緊急速報は、非常時に命を守る為の機能でもありますし、もう少し丁寧且つ、慎重に扱ってほしいところです。
追記:今回の緊急速報の誤送信は、NTTドコモのユーザーにのみ発生した模様です。
9時39分頃 資源エネルギー庁から、北海道内のドコモ携帯のメール宛に、「(テスト:緊急)電力需給ひっ迫」という内容のメールを送信(約84万件)
引用:経済産業省
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