人工知能たちが戦争を行う中で、宇宙からのこえを集めるカジュアルゲーム「ひとりぼっちの惑星」の作者ころにょり氏が贈る、住人がいなくなった家を家庭汎用ロボットが守り続ける「からっぽのいえ」がリリースされています。
前作にあたる「ひとりぼっちの惑星」は、バラエティ番組”マツコの知らない世界”でも取り上げられたりと、多くのファンから根強い人気を得ている作品ですが、今作もリリースされた直後からSNSを中心に賞賛のコメントを得ています。
今作は冒頭でも触れたように、住人がいなくなった家を守り続ける家庭汎用ロボットの物語になっており、多くのユーザーが「ゲームを進めるのがしんどい」と嘆くほど没入感があり、切ないゲームに仕上がっています。
切なく悲しいショートストーリーを見ているかのような「からっぽのいえ
からっぽのいえは、住人がいなくなった家を守る、家庭汎用ロボットの記憶を見ていくカジュアルなゲームです。ゲーム要素は空に舞う敵をタップするだけなので、どちらかと言うと物語読む“ショートストーリー要素”が強い作品です。
タイトル画面で「はじめる」をタップすると、早速ゲーム画面が表示されます。チュートリアルは用意されていないので戸惑うかもしれませんが、空に舞う敵をタップしてミサイルを当てて、敵が落とす歯車を画面右下に表示されている数分だけ集めてください。
歯車を集め終えたら、画面中央の家庭汎用ロボット「RJ6388265」をタップ。すると、画面に10個の記憶が表示され、震えている記憶をタップすることで記憶の中身を見ることが出来ます。
最初はRJ6388265が家に着た時の記憶から始まり、家族との出会いから追うことができます。記憶画面はタップすることで話が進んでいきます。
記憶を読み終えると家の増強について問われます。「する」をタップすると更に次の選択肢へ。
家の増強を選択すると“記憶データの一部を削除する”と警告が表示され「する」を選択することで、物語が進んでいきます。
RJ6388265の記憶の一部が2進数に書き換えられてしまい、RJ6388265の中から大切な1つの記憶が消え去ります。記憶を見た際に感情移入をしてしまっている中、この選択肢を半ば強制的に迫られます。
家の増強することでミサイルの同時発射数が増え、より多くの敵を倒せるようになります。そしてまた歯車を一定数集め次の記憶へ..
もちろん家の増強をしなくても構いませんが、それでは話が進まないので、渋々RJ6388265の記憶を消していかなければいけません。
ゲームをプレイしていると、RJ6388265の大切な記憶を奪っているかのような、何とも言えない気持ちになりますが、「からっぽのいえ」にはそれだけプレイヤーを没入させる魅力があります。ゲームの雰囲気然り、哀愁漂うBGM然り。
普段ゲームで遊ばない方でも、気兼ねなく遊ぶことが出来るので是非一度プレイしてみてください。
ちなみに課金要素として「とてもよい¥480」「よい¥240」「ふつう¥120」が用意されていますが、ゲームの進行は完全無料です。これらの課金要素も非常に秀逸なので、気になる方は是非最後まで遊んでみてください。発想が本当にすごい。
からっぽのいえ
カテゴリ: ゲーム
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