手元のiPhoneをiOS9にアップデートしたり、iPhone 6sやiPhone 6s Plusに機種変更をすると、元々は日本語表記だったアプリが突然英語表記になってしまう問題が多く起きているようです。
中にはiOS9の不具合だと誤解されている方もいるようですが、これはiOS9で変更された内部仕様に原因があります。
今回は、iOS9でアプリが英語表記になってしまう問題の原因と対処方法を解説します。
目次
アプリが日本語表記から英語表記になってしまう原因
日本語対応アプリの中には、iPhoneの言語環境が日本語なのであればアプリも日本語で表示し、それ以外(英語や他言語)が設定されている場合は、一律で英語を表示するといった処理をしているケースがあります。
この言語の切り分けをするには、iPhoneの言語環境をアプリ(プログラム側)で取得する必要があり、今まで日本語環境の場合は「ja」と取得できていたので、「言語環境がjaと一致するならば、日本語を表示する」といった処理をしているアプリが大半でした。
しかし、iOS9から言語環境のコードが「ja」から「ja-JP」に変更された為、「言語環境がjaと一致しないので英語を表示する」といった例外処理をしてしまうアプリが急増しているのです。
対処方法「対応を待つ」
今回の既存アプリが英語になってしまうのは、アプリが言語環境のコード「ja-JP」に対応していないことが原因です。
対処方法としては、アプリが「ja-JP」に対応することを待つしか無く、現状App Storeでアプリをアップデートすることが唯一の対処方法です。
iOS9へのアップデート後、iPhone 6s・iPhone 6s Plus購入後は、必ずApp Storeでアプリのアップデートをするようにしてくださいね。
つぶやき
Twitter公式アプリが22日と25日と立て続けにアップデートされたと思ったら、何やら25日のver6.37.2で、この問題に対応したようです。
アップデート自体が止まっているアプリについては、もしかすると今後は英語のまま使わざる得ないケースもありそうです。
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