【ソフトバンク】旧プランでも通信制限が「直近3日間で1GB」から「直近3日間で3GB」に緩和

ソフトバンクが直近3日間の通信制限の条件と制限時の速度を緩和するといった案内を契約者に向けて順次メッセージで送信しています。

２つの緩和

同社プランの「スマ放題」では既に3日間の通信制限は緩和されていましたが、ようやく旧プラン（ホワイトプランやパケットし放題）を契約しているユーザーも通信制限緩和の対象となる見込みです。

通信制限時の通信速度

これまでは3日での通信量が1GBを超えた場合、送受信時最大通信速度が128kbpsまで低下する制限がされていました。
今回はこの「通信制限時の通信速度」自体も9月1日以降順次緩和しているようです。
ただし、通信制限時の通信速度が今後どの程度になるかは未発表となっており、詳細は後日Webで案内されるようです。

通信速度制限の条件

ソフトバンクの一部旧プラン（ホワイトプランやパケットし放題など）では、未だに「直近3日間で1GBまで」といった制限がありましたが、これが「直近3日間で3GBまで」に緩和されます。
ただし今回の緩和は「直近3日間」に限定されたものになっているので、従来の1ヶ月の制限である7GB（プランによって異なります）の制限自体は緩和されません。
なお、通信速度制限実施の条件緩和は9月中旬に予定されています。

各社の通信速度制限の比較

改めて携帯キャリア各社の直近3日間の通信速度制限の現状を比較します。
制限の緩和はNTTドコモが1つ先を進んでいます。

キャリア	直近3日間の制限
ソフトバンク	3GB（4G通信限定*1）
KDDI（au）	3GB
NTTドコモ	制限無し*2

*1 ソフトバンクは、3G通信に対して3日間で366MB〜2GBの制限が別途設けられています。
今回の緩和に3G通信が含まれるのかどうかは特に記載がありませんでした。
*2 FOMAプランの場合、約300万パケット（約366MB）を超えると制限が掛かります。

急速なストリーミングサービスの普及

最近は月額定額制の音楽ストリーミングサービスの普及が急速に進んでいます。
また月額定額制の動画ストリーミングサービス「Netflix」なども始まり、今後は動画配信サービスも急速に普及するかもしれません。
ユーザーの通信量が増加していくのは目に見えているので、キャリアは今後直近3日間や1ヶ月などの期間を問わず通信制限自体の緩和を求められそうです。

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