2026年6月30日、AppleからiOS26.5.2アップデートがリリースされました。
このアップデートにはiPhone用のセキュリティ修正が含まれており、CVE-ID(共通脆弱性識別子)基準で37件の脆弱性が修正されています。
筆者のiPhone 17では、iOS26.5.1からiOS26.5.2へのアップデートでダウンロードサイズが721.4MB、所要時間は約11分でした。
本記事では、iOS26.5.2のセキュリティアップデートの詳細と、実際にアップデートした際の容量の変化や所要時間、既知の不具合について解説します。
目次
iOS26.5.2アップデートの内容は「iPhone用のセキュリティ修正」
2026年6月30日、AppleからiOS26.5のパッチアップデートとなる、iOS26.5.2がiPhone向けにリリースされました。
今回のアップデートはiPhone用のセキュリティ修正を目的としており、CVE-ID(共通脆弱性識別子)基準で37件の脆弱性が修正されています。
iOS 26.5.2
721.4MBこのアップデートには、iPhone用のセキュリティ修正が含まれています。
Appleソフトウェアアップデートのセキュリティコンテンツについては、以下のWebサイトをご覧ください:
https://support.apple.com/ja-jp/100100
Safari(WebKit)に関する脆弱性が多数修正
iOS26.5.2では、とくにSafariなどで利用されるウェブページの表示エンジン「WebKit」に関する脆弱性の修正が多く含まれています。
| 脆弱性 | CVE-ID |
|---|---|
| ユーザーの機密情報が漏洩する可能性 | CVE-2026-43732 CVE-2026-43713 |
| 別のサイトデータが取得される可能性(Cross-Origin) | CVE-2026-43700 CVE-2026-43735 CVE-2026-43708 |
| プロセスメモリが漏洩する可能性 | CVE-2026-43740 |
| ウェブコンテンツをサンドボックス外で処理できる可能性 | CVE-2026-43725 |
| クリップボードがハイジャックされる可能性 | CVE-2026-43721 |
これらはiOS26.5.2に含まれる一部の修正で、セキュリティアップデートの全文は「About the security content of iOS 26.5.2 and iPadOS 26.5.2」で確認できます。
悪意のあるWebサイトによる情報漏洩やクリップボードの不正操作に繋がる可能性がある修正も含まれているため、セキュリティの観点から早めのアップデートをおすすめします。
iOS26.5.1ではなくiOS26.5.2が表示される理由
機種によってはiOS26.5からiOS26.5.2へのアップデートとなるため、「iOS26.5.1はスキップされたの?」と疑問に感じるかもしれません。
iOS26.5.1はiPhone 17シリーズとiPhone Air向けにリリースされたため、該当機種以外はiOS26.5からiOS26.5.2へのアップデートになります。
iOS26.5.1に問題が起きたわけではないため、とくに心配せずにiOS26.5.2へアップデートして問題ありません。
アップデート所要時間と容量の変化
筆者のiPhone17では、iOS26.5.1からiOS26.5.2へのアップデートでダウンロードサイズが721.4MB、所要時間は11分でアップデートが完了しました。
アップデート直後のストレージ使用量は、iOSが21.76GB、システムデータが4.27GBとなっており、iOSのサイズは前バージョンと変化ありませんでした。

| iOSバージョン | iOSのサイズ | システムデータ |
|---|---|---|
| iOS26.3.1 | 20.37GB | 1.14GB |
| iOS26.3.1(a) | 20.39GB | 6.79GB |
| iOS26.4 | 21.75GB | 9.71GB |
| iOS26.4.1 | 21.74GB | 10.9GB |
| iOS26.4.2 | 21.74GB | 5.95GB |
| iOS26.5 | 21.76GB | 4.16GB |
| iOS26.5.1 | 21.76GB | 1.07GB |
| iOS26.5.2 | 21.76GB | 4.27GB |
※ ストレージ使用量はiOSアップデート直後に計測(iPhone17)。
※ システムデータは端末の使用状況によって大きく異なります。
iOS26の動作が安定傾向、アップデートを前向きに検討
iOS26のアップデートも終盤ということもあり、iOS26リリース当初に比べると、不具合の報告件数も落ち着いている印象があります。
筆者の端末では、iOS26.5.2アップデート直後に確認できた既存の問題は画面収録で音声にノイズが入る問題のみでした。
音量ボタンが反応しない問題も多く報告されていましたが、iOS26.5の時点で問題を報告するユーザーが減少しています。
iPhone SE(第2世代)などではゲームアプリがクラッシュする問題も多発しましたが、現在はアプリのアップデートによって解消するケースも報告されています。
懸念点として、一部の車載ナビでCarPlay使用時にブロックノイズが発生する問題があるため、CarPlayを日常的に利用する場合はナビのモデル名などで口コミの確認をおすすめします。
また、メモリ容量が6GBのモデルで3Dグラフィックのゲームをプレイしている場合は、iOS26.5.2の動作報告を待ってからアップデートすることをおすすめします。
上記以外の場合で不具合を懸念して長期間アップデートを見送ってきた場合は、そろそろ最新バージョンへアップデートしても良い時期かもしれません。
iOS26以降から報告されている不具合と対処法
以下はiOS26以降から複数のバージョンにわたり報告されている一部の不具合です。
すべての端末で発生するわけではありませんが、該当する問題が発生した場合は、対処法の欄を参考にしてください。
情報提供のお願い:
iOS26.5.2アップデート後に発生した問題がありましたら、ぜひコメント欄で詳細を共有していただけると幸いです。投稿コメントは承認後に反映されます。
| 問題 | 対処 |
|---|---|
| メールやカレンダーが表示されない、真っ白になる | ・iPhoneの再起動 ・各メール/カレンダーアカウントのオンオフ ・各メール/カレンダーアカウントの再ログイン |
| カメラの映像がグレーになり何も映らない、QRコードが読み取れない | iPhoneの再起動 |
| ホーム画面の壁紙が真っ黒になる | ・iPhoneの強制再起動 ・壁紙を別のセットに切り替えて元に戻す ・壁紙をカスタマイズして画像を設定し直す |
| 電話アプリで「連絡先を着信拒否」が表示されない | ・電話アプリの表示形式を「クラシック」と「統合」で切り替える |
| システムサービスのデータ通信量が増加する | iOS26.4で再発報告。数年前から続く問題でデバイスの再起動を控えると緩和する傾向。 |
| 「iOSは最新の状態です」でアップデートできない(USB-C端子搭載モデル) | iPhoneをリカバリーモードに切り替え、PC経由でアップデートできた事例が報告 |
| SafariのWebサイトデータで一部サイト情報が削除できない | 回避方法が見つかっていません。必要に応じてブラウザの変更の検討も。 |
| 一部の車両でCarPlayが使用できない問題(ブロックノイズ、ジャギー等) | 根本的な解決方法が見つかっておらず、解決にはAppleまたは車載機器側のアップデート対応を待つ必要があります。 |
iOS26.5.2でバッテリーの減りが早い時の対処法
iOS26.5.2アップデート後、内部処理の影響によって一時的にバッテリーの消耗が早くなったり、本体が発熱することがあります。
メジャーリリースでは特に、アップデートの完了直後に、バッテリー駆動時間や熱性能への一時的な影響に気付くことがありますが、これは正常な動作です。検索用データやファイルのインデックス作成、新しいアセットのダウンロード、アプリのアップデートなどのセットアップ処理を、デバイスはバックグラウンドで行い、完了まで時間がかかるためです。
筆者自身も、過去にiOS18からiOS26にアップデートした際、数時間で50%以上減少した経験がありますが、時間の経過で解消しています。まずは48時間ほど様子を見るようにしてください。
急ぎバッテリーの持ちを改善したい場合は、以下の設定や使い方の見直しも有効ですが、まずは様子を見ることを強くお勧めします。
バッテリーの減りを抑える設定と使い方:
- インターネット共有(テザリング)を使用しない場合はオフ(設定→モバイル通信→インターネット共有)
- モバイル通信が繋がらない、圏外になる場所では機内モードをオン
- アプリの位置情報を必要最低限のみ許可(設定→プライバシーとセキュリティ→位置情報サービス)※ 位置情報を常時必要とするアプリ、ナビや緊急速報等はオフにしないでください。
- iPhoneの自動ロック(設定→画面表示と明るさ→自動ロック)を短くする
- 画面の明るさを自動にする(設定→アクセシビリティ→画面表示とテキストサイズ→明るさの自動調節)
- 不要なアプリのバックグラウンド更新をオフ(設定→一般→アプリのバックグラウンド更新)
- インストール済みアプリを最新バージョンにアップデートする
- ホーム画面やロック画面に配置するウィジェットを最低限まで減らす
- マルチタスク画面(Appスイッチャー)でアプリを頻繁に終了しない
- 外観モードをダークに変更する(設定→画面表示と明るさ→ダーク)
検証・調査の詳細
検証アプリ
iOS 26.5.2
OS
iOS 26.5.2
端末
iPhone 17
検証結果・調査概要
iOS 26.5.1からiOS 26.5.2へのアップデートを実施。ダウンロードサイズ721.4MB、所要時間11分で完了。アップデート直後のストレージはiOS 21.76GB、システムデータ4.27GB。画面収録の音声ノイズ問題は継続して確認。



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