2025年12月13日、Apple Watch向けにwatchOS26.2アップデートがリリースされました。このアップデートには、睡眠アプリに睡眠スコアの通知コントロールの追加や、機能改善とバグ修正が行われています。
watchOS26.2アップデートの概要:
- 睡眠スコアの通知コントロールの追加
- 睡眠アプリの分類機能の改善
- ミュージックアプリで次の曲に進めない問題の修正
目次
watchOS26.2アップデートの内容と変更点
2025年12月13日にリリースされたwatchOS26.2では、睡眠アプリが機能改善されており、睡眠スコアの通知コントロールの追加、分類機能の改善が行われています。
また、CVE-ID(脆弱性識別子)基準で18件のセキュリティ問題の修正が含まれており、詳細が「About the security content of watchOS 26.2」で公開されています。
watchOS 26.2
538 MBこのアップデートには、以下の機能改善とバグ修正含まれます:
・睡眠アプリに睡眠スコアの通知コントロールが追加され、分類機能が改善されました
・ミュージックアプリで次の曲に進むことができないことがある問題を修正しましたAppleソフトウェアアップデートのセキュリティコンテンツについては、次のWebサイトをご覧ください: https://support.apple.com/ja-jp/100100
watchOS26.2のセキュリティアップデート内容
watchOS26.2では、特定の個人を標的とした非常に高度な攻撃に悪用された可能性がある、WebKitに関する脆弱性(CVE-2025-43529)が修正されています。
ほかにも、アプリがSafari履歴にアクセスできる可能性(CVE-2025-46277)、アプリがルート権限を取得できる可能性(CVE-2025-46285)などの修正も含まれています。
WebKit
対象機種: Apple Watch Series 6以降
影響:悪意を持って作成されたWebコンテンツを処理すると、任意のコードが実行される恐れがあります。Appleは、この問題がiOS 26より前のバージョンのiOSにおいて、特定の個人を標的とした非常に高度な攻撃に悪用された可能性があるという報告を認識しています。この報告を受けて、CVE-2025-14174も公開されました。
説明: メモリ管理を改善し、解放済みメモリ使用の問題を解決しました。
WebKit バグジラ: 302502
CVE-2025-43529: Google脅威分析グループ
watchOS26.2アップデートの評判
筆者のデバイスでは、文鎮化やクラッシュなどの問題なく、watchOS26.2へのアップデートが完了しました。SNS上でも重大な問題報告は見られませんでした。
ただ、端末や時間帯によってはアップデート完了まで長時間かかる可能性があるため、時間に余裕のあるタイミングでのアップデートをお勧めします。
ダウンロード速度が極端に遅い場合は、watchOSのダウンロード中にBluetoothをオフにして、Wi-Fiのみ接続した状態にするとダウンロードが早く完了するケースもあります。
うん、私もアップデート前に watch(es) を iPhone から切り離す(Bluetooth オフ)にしてる。
翻訳・引用:MacRumors Forums
筆者デバイスでは「残り24分」でBluetoothをオフにすると「残り17分」まで時間が短縮されました。必ずしも同じ効果があるとは限りませんが試してみるのもお勧めです。
watchOS26.2アップデートの方法について
watchOS26.2にアップデートする場合は、Apple Watchを50%以上まで充電し、iPhoneをWi-Fiに接続した状態でアップデートを行ってください。
アップデート中はApple Watchを充電器に載せたままにし、再起動やWatchアプリを終了せずにアップデートの完了を待ってください。
アップデートが完了すると「watchOS 26.2 最新のバグ修正およびセキュリティの強化がすべてインストールされ、Apple Watchは最新の状態になりました」と表示されます。


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