2024年6月頃から、Amazonを騙る詐欺メッセージ「【Amazon】あなたのAmazonアカウントはブロックされました」が出回っています。メール本文のAmazonログインをクリックしてしまうと、フィッシング詐欺サイトに転送される恐れがあるため注意してください。
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詐欺「【Amazon】あなたのAmazonアカウントはブロックされました」に注意
2024年6月頃から、Amazonを騙る詐欺メッセージ「【Amazon】あなたのAmazonアカウントはブロックされました」が出回っています。
メールは、Amazonアカウントが不正アクセスされた可能性があるとして、ボタンをクリックして情報を確認するよう求める内容になっており、偽のログインボタンAmazonログインが記載されています。
この偽のログインボタン(URLリンク)をクリックしてしまうと、Amazonを装ったフィッシング詐欺サイトに転送されるため注意してください。
平素よりAmazonをご利用いただき、誠にありがとうございます。
このたび、お客様のアカウントが不正アクセスされた可能性があることが判明しました。つきましては、お客様の情報を保護するために、次の措置を講じました:
- 危険性のあるブラウザからサインアウトしました。
- 危険性の高いデバイスの登録を解除しました。
- 不正アクセスによって行われたすべての変更を無効化しました。
- 発送前の注文はできる限りキャンセルいたしました。
アカウントへのアクセスを再開する場合は、下記のボタンをクリックして情報を確認してください。
Amazonログイン
アカウントへのアクセスが再開された後のセキュリティを強化するため、以下の手順に従ってください:
- Eメールプロバイダーなど他のサイトと同じパスワードを使用しないでください。
- Eメールを含め、すべてのアカウントの安全性を積極的に高めてください。
- 使用中に問題が発生した場合、Eメールでお問い合わせください。
ご理解とご協力を賜り、誠にありがとうございます。
Amazonカスタマーサービスより
偽サイトでAmazonアカウント情報、クレジットカード番号を入力しない
Amazonを装ったフィッシング詐欺サイトで、Amazonのアカウント情報(メールアドレス、電話番号、パスワード)やクレジットカード番号等を入力してしまうと、不正利用される恐れがあるため、入力しないよう注意してください。
フィッシング詐欺サイトでAmazonのアカウント情報(メールアドレス、パスワード)を入力してしまった場合は、Amazon公式サイトのアカウントサービスからパスワードの変更するようにしてください。
パスワードの変更後は、注文履歴と非表示にした注文に身に覚えのない注文がないか確認し、不審な注文が見つかった場合は、Amazonカスタマーサービスに連絡するようにしてください。
※ クレジットカード番号を入力してしまった場合は、カード裏面に記載された問い合わせ窓口に、フィッシング詐欺サイトでカード番号を入力してしまったことを報告してください。
Amazonの登録氏名が記載されているか確認
Amazonから配信されるメールには、Amazonの登録氏名が宛名として記載されているものが多いです。ただし、宅配ボックスへの配達通知、ポイント獲得などの一部メールについては、宛名が記載されていない場合があります。
宛名が記載されていないなどの理由から、メールが本物か偽物は判断に迷う場合は、Amazon公式サイトのメッセージセンターに同じ内容のメッセージが届いている場合があるので、そちらを確認するようにしてください。
※ メール本文に記載されたURLリンク先が「https://www.amazon.co.jp/○○○..」になっているか、ドメインが「amazon.co.jp」であるか確認することもお勧めです。
宛名が省略されるセキュリティ関連のメールについて
Amazonが宛名を省略するメールとして、他にもサインインを通知するメール、Amazon Payの支払いリクエストなど、不正利用の防止を目的としたセキュリティ関連のメールがあります。
こういったメールでは、指定のリンク先でログインなどの操作を求められますが、メール本文の最後にコピー&ペースト用のテキスト形式のURLが記載されており、リンクをクリックしなくても対応できるようになっています。
このEメールがAmazonから送信されていることを確認するにはどうすればよいですか?
このEメールのリンクは「https://www.amazon.co.jp」で始まります。以下のリンクをいつでもブラウザに貼り付けて表示できます。https://www.amazon.co.jp/a/c/r/●●●
フィッシング詐欺メールでは、コピー&ペースト用のテキスト形式のURLが無記載、あるいは省略されているため、こちらの記載有無でも本物か偽物か判断できることがあるので参考にしてください。
※ 詐欺メールの中には、「以下のリンクをいつでもブラウザに貼り付けて表示できます。」に続く、テキスト形式のURLが削除あるいは省略されていたり、リンクになっているパターンもあるので注意してください。
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