2023年10月頃から、Appleを騙る詐欺メール「Apple IDの監視:非常に重要なお知[」や「Apple IDの監視:非常に重要なお知せ」が出回っています。メールに記載されているURLリンク先で、Apple IDやクレジットカード情報を入力しないよう注意してください。
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詐欺「Apple IDの監視:非常に重要なお知せ」「Apple IDの監視:非常に重要なお知[」が急増
2023年10月頃から「Apple IDの監視:非常に重要なお知[」や「Apple IDの監視:非常に重要なお知せ」が出回っており、SNSなどで受信を報告する声が増えています。
メールの内容は、Apple IDに関連する不審な動きを確認したとして、アカウントのアクセスを保護モードに切り替えたため、パスワードを更新するよう要求したものになっています。
URLリンク先は、Apple公式サイトを装ったフィッシング詐欺サイトになっており、Apple IDやパスワード、クレジットカード情報を入力すると、不正アクセスや不正利用被害に遭う恐れがあるため注意してください。
Appleサービスを日常的にご利用いただき、感謝しております。
最近、お客様のApple IDに関連する不審な動きを確認いたしました。これに対して、一時的にお客様のアカウントのアクセスを保護モードに切り替えました。
すぐに行うべきアクション:
https://●●●/?loginid=●●●
所有するデバイスからApple IDを一時的にログアウト。
Apple公式サイトを利用し、パスワードの更新を行う。
その後、更新した情報を使用して再ログイン。
お困りの際や質問がございましたら、いつでもサポートセンターにお問い合わせください。お客様の安全を確保するためのこの措置について、ご協力とご理解を賜りますようお願い申し上げます。
敬具、
Appleカスタマーサービス
Apple IDに関する重要なメールには登録氏名が記載
本来のApple IDに関する重要なメールには、本文に宛名としてApple IDの登録氏名が記載されています。フィッシング詐欺メールでは宛名が省略されているか、宛名が個人を特定できないもの(メールアドレス様やお客様など)に変更されている傾向があります。
Apple ID情報が更新されました。
(Apple ID登録氏名・本名)様
ご利用のApple ID(メールアドレス)に、2023年10月11日 0:50:30 GMT付けで以下の変更が行われました。
郵送先住所
お客様がこの変更を行っていない場合、または他人が不正にお客様のアカウントにアクセスしていると思われる場合は、すみやかにApple IDアカウントのページ(https://appleid.apple.com)でパスワードを変更してください。
今後ともよろしくお願いいたします。
Appleサポート
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Apple IDの情報更新は管理ページや設定アプリから行う
Apple IDのパスワード等の情報更新を求めるメールが届いた場合は、メールに記載されているURLリンクはクリックせずに、Apple IDの管理ページ(https://appleid.apple.com)やiPhoneの設定アプリから、Apple の登録情報の確認や変更を行うようにしてください。
- iOSデバイスで設定アプリを開く
- 設定アプリ最上部にある、Apple IDをタップ
- 個人情報、サインインとセキュリティ、お支払いと配送先の登録情報に誤りがないか確認する
- パスワードを変更する必要がある場合は、サインインとセキュリティをタップ
- パスワードの変更で画面の指示に従って操作を進める
偽サイトでApple ID、パスワードを入力した時の対処
フィッシング詐欺サイトでApple IDやパスワードを入力した場合は、以下を参考にパスワードの変更やリセット、登録情報やセキュリティ情報の確認、不審なデバイスの確認と削除を行ってください。
- 設定→Apple ID→サインインとセキュリティ→パスワードの変更でパスワードを変更する
- 設定→Apple ID→サインインとセキュリティ→パスワードの変更でパスワードをリセットする
- Apple ID管理ページにアクセスし、登録情報やセキュリティ情報が変更されていないか確認する
- 設定→Apple IDに不審なデバイスが表示されていないか確認する、身に覚えがないデバイスが見つかった場合は項目をタップし、アカウントから削除を行う
- パスワードが変更あるいはリセットできない場合は、Appleサポート記事「Apple ID のパスワードをリセットできない場合にアカウントの復旧機能を使う方法」を参考にアカウントの復旧を行う
偽サイトでカード情報を入力した時の対処
フィッシング詐欺サイトでクレジットカードやデビッドカードの情報(カード番号、名義、有効期限など)を入力した場合は、券面裏に記載されている窓口にフィッシング詐欺サイトでカード情報を入力したことを報告するようにしてください。
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