2022年9月30日頃より、詐欺SMS「【国税庁からの】利用可能な税金を納めてください。詳細はこちら:https://~」が出回っており、SNSで受信を報告する声が急増しています。
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「【国税庁からの】利用可能な税金を納めてください。詳細はこちら」詐欺が急増
2022年9月30日頃より、国税庁を装った詐欺SMS「【国税庁からの】利用可能な税金を納めてください。詳細はこちら:https://~」が不特定多数の電話番号宛に送信されています。
詐欺SMSには国税庁の正規ドメイン「nta.go.jp」とは関係の無い、英数字が並ぶURLリンクが添付されており、リンクを開くと国税庁を装った架空請求詐欺ページに繋がるので注意してください。
【国税庁からの】利用可能な税金を納めてください。詳細はこちら:https://~
偽の差押え最終通知による架空請求詐欺に注意
詐欺SMS「【国税庁からの】利用可能な税金を納めてください。詳細はこちら」に添付されているURLリンクを開くと、偽の差押最終通知と称する画面が表示され数万円の滞納金を請求されますが、これは架空請求(偽物)なので支払いには応じずに、ページを閉じて無視するようにしてください。
納稅確認番号:****
あなたの所得稅(または延滞金(法律により計算した客勛について、これまで自主的に納付されるよう催促してきましたが、まだ納付されておりません。もし最終期限までに納付がないときは、税法のきめるところにより、不動産、自動車などの登記登録財産や給料、売掛金などの值権などの差押処分に着手致します。
滯納金合計:40000円
納付期限:2022/○○/○○
最終期限:2022/○○/○○(支払期日の延長不可)
国税庁から未払い税金の請求、差押え執行の通知は届かない
国税庁や税務署を装った架空請求詐欺が急増していますが、国税局や税務署を含む国税庁から国税の納付を求める案内、差押えの執行を知らせるSMSやメールが届くことはありません。
もし所得税や住民税などを請求するSMSやメールを受信した場合は、すべて架空請求詐欺と判断し無視するようにしてください。
国税庁(国税局、税務署を含む)では、ショートメッセージによる案内を送信しておりません。 また、国税の納付を求める旨や、差押えの執行を予告する旨のショートメッセージやメ ールも送信しておりません。
引用:国税庁
国税庁を装った詐欺SMSの一覧
国税庁や税務署を装った詐欺SMSは連日のように出回っており、今回の詐欺SMS「【国税庁からの】利用可能な税金を納めてください。詳細はこちら」の他にも、これまで以下のSMSが出回っています。
いずれも未払い税金の支払いを請求する内容(架空請求詐欺)となっているので、今後も類似の詐欺SMSを受信した場合はURLリンクを開かずに無視してください。
- 【国税庁】最終通知、未払い税金お支払いのお願い。詳細はこちら。https://○○.○○
- 【国税庁重要なお知らせ】未払い税金お支払いのお願い。詳細はこちら。https://○○.○○
- 【国税庁】重要なお知らせ、未払い税金お支払のお願い。詳細はこちら。https://○○.○○
- 【国税庁】あなたの税金は未納なので,本日中に対応してください。詳細はこちら:https://○○.○○
- 【国税庁】未払い税金お支払いのお願い。詳細はこちら:https://○○.○○/【差押最終通知】
- 【国税庁】あなたは納付限を経過した税金を完納していません。速やかに納付してくださいhttps://○○.○○/
- 【国税庁9月4日】未払い税金お支払いのお願い。詳細はこちら。https://○○.○○/
- 【国税庁】最終通知、未払い税金お支払いのお願い。詳細はこちら。https://○○.○○/
- 【国税庁未払い税金のお知らせ】未払い税金お支払いのお願い。詳細はこちら。https://○○.○○/
- 【重要なお知らせ】市民税·府民税、未払い税金お支払いのお願い。詳細はこちら。http://○○○.○○/
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