先日リリースされたiOS14.4.2アップデート適用後、一部のiPhoneでバッテリーパフォーマンスが低下する問題が報告されており「バッテリーの消耗が早くなった」「バッテリーの減りが早い」などの声が増えています。
目次
iOS14.4.2でバッテリーの減りが早いとの声
WebKitに関する重要なセキュリティ問題の対処を含むiOS14.4.2アップデートをiPhoneに適用したユーザーから、「バッテリーの減りが早い」「バッテリーの消耗が早くなった」など、バッテリーパフォーマンスの低下を報告する声が増えています。
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バッテリーの持ちが極端に悪くなった。
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バッテリーの持ちがアップデートした途端に急低下。2日は持っていたバッテリーがほとんど使用してないのに、6時間くらいしか持たなくなりました。バッテリーの最大容量は、98%です。アップデートしたことで何か起きたとしか思えません。
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iPhone12pro使用中です。
アップデートした前と後でバッテリーの減る量が増していると感じます。
当ブログのコメント欄でもバッテリーパフォーマンスの悪化を報告する声が増えていますが、TwitterなどのSNSやAppleサポートコミュニティなどの投稿サイトでもバッテリーパフォーマンス低下を報告するスレッドが複数(1 / 2 / 3)立てられてます。
所見および提案のメッセージを確認する
iOSアップデート適用直後はバッテリーを多く消耗する場合があり、アップデート処理の兼ね合でバッテリーの消耗が多くなっている場合は、設定→バッテリーの所見および提案として「iOSをアップグレード中のため〜影響があります」と表示される場合があります。
以下の表示を確認できる場合は、時間経過でバッテリーパフォーマンスが回復するので処理が終わるまで待つようにしてください。
iOSをアップグレード中のためiPhoneは通常より多く使用されています。これによりバッテリーの持続時間に影響がある場合があります。
設定を見直してバッテリーパフォーマンスを改善
バッテリーの提案に関連するメッセージが表示されていないにも関わらずバッテリーの消耗が著しく早い場合は、以下の設定を見直すことでバッテリーの駆動時間が改善されないか試してください。
- ホーム画面で使用するウィジェットを減らす
- 表示が動的に変化するウィジェット、Siriからの提案を使用しない
- コントロールセンターから画面の明るさを不便にならない範囲で暗くする
- 設定→一般→アクセシビリティ→ディスプレイ調整→明るさの自動調節をオンにする(常に明るい画面で使用していた方に効果的)
- 設定→バッテリーでバッテリーを著しく消耗しているアプリはないか確認し、バッテリーを多く消耗しているアプリの使用を控える、もしくは削除する
- iPhoneの適温範囲(0〜35度)では無い環境での使用を控える
- バッテリー残量が僅かになった時、どうしても長持ちさせたい時に設定→バッテリー→低電力モードをオンにする
- Wi-Fiを使用しない場合:設定→Wi-Fiをオフ
- Bluetoothを使用しない場合:設定→Bluetoothをオフ
- AirDropを使用しない場合:設定→一般→AirDrop→受信しないに変更
- 設定→プライバシー→位置情報サービス→各アプリ→このAppの使用中のみ許可に変更(バックグラウンドで起動するものは”常に許可”にしてください)
- 設定→一般→Appのバックグラウンド更新で、バックグラウンドでの動作が不要なアプリをオフ
- 圏外エリアでは設定→機内モードをオンにする。
近日中にもiOS14.5(正式版)がリリースされる見込みなので、次回のiOSアップデートでバッテリーパフォーマンスが改善されるのを期待したいところです。
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