先週リリースされたiOS13.2.2とiOS13.2のバッテリーパフォーマンス(バッテリーの持ち時間、駆動時間)を比較した動画をiAppleBytesが公開しています。
目次
iOS13.2.2はiOS13.2と概ね同じバッテリーパフォーマンス
iOSアップデート適用前後のバッテリーパフォーマンス(駆動時間、スコア)の比較動画を公開しているiAppleBytesによると、iOS13.2.2とiOS13.2のバッテリーパフォーマンスをiPhone SE、iPhone 6s、iPhone 7、iPhone 8、iPhone XRの5機種で比較した結果、駆動時間の差は±3分程度となったようです。
機種 | iOS | 駆動時間 | スコア | 最大容量 | 駆動時間の差 |
---|---|---|---|---|---|
iPhone SE | iOS13.2 | 3時間3分 | 1830 | 100% | +1分 |
iOS13.2.2 | 3時間4分 | 1840 | 99% | ||
iPhone 6s | iOS13.2 | 3時間24分 | 2040 | 100% | -2分 |
iOS13.2.2 | 3時間22分 | 2020 | 100% | ||
iPhone 7 | iOS13.2 | 3時間15分 | 1945 | 100% | -1分 |
iOS13.2.2 | 3時間14分 | 1933 | 100% | ||
iPhone 8 | iOS13.2 | 3時間15分 | 1934 | 100% | -2分 |
iOS13.2.2 | 3時間13分 | 1912 | 100% | ||
iPhone XR | iOS13.2 | 6時間25分 | 3808 | 100% | +3分 |
iOS13.2.2 | 6時間28分 | 3835 | 100% |
iAppleBytesが公開した検証結果を見る限りでは、iOS13.2からiOS13.2.2にアップデートをすることで、バッテリーの駆動時間が大幅に短縮するようなことは無さそうです。(筆者のiPhone 11 Proでもアップデート前後でバッテリーの持ちが極端に悪くなった印象はありません)
バッテリーを多く消耗するアプリの特定、気温にも注意が必要
iOSアップデートを適用した直後はバッテリーの消耗が激しくなることがありますが、多くの場合は数時間〜終日程度でバッテリーの消耗が落ち着き、アップデート適用前程度のバッテリーパフォーマンスに戻ることが多いです。
もしアップデートを適用してから数日間、バッテリーの消耗が激しいような場合は一部で発熱が報告されている最適化されたバッテリー充電のオフ、設定→バッテリーでバッテリーを多く消耗しているアプリを特定するなどの対処を試すと良いです。
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また寒さが厳しい地域でiPhone周囲の温度が適温(0~35度)を下回る場合、バッテリーの消耗が早くなる場合があるので、これからの時期は特に注意が必要です。
iOS デバイスは周囲の温度が 0° ~ 35℃ の場所でお使いください。低温下や高温下では温度調整のためにデバイスの動作が変化することがあります。動作温度を下回る極端な低温下で iOS デバイスを使うと、バッテリーの消耗が早くなったりデバイスの電源が切れたりすることがあります。より温度の高い場所にデバイスを戻すと、バッテリーの駆動時間も通常の状態に戻ります。極端な高温下で iOS デバイスを使うと、バッテリーの持ちが悪くなることがあります。
引用:Apple
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