2025年10月21日現在、iOS版X(旧Twitter)でYouTubeのリンクを開くと、「エラー153 動画プレーヤーの設定エラー」が発生し、動画を再生できない問題が報告されています。
この問題は一部アカウントでのみ発生しており、現在テスト中の「リンクを開いた際に投稿が下部に折りたたまれるUI」が影響している可能性があります。
根本的な解決にはXやYoutube側の対応が必要な可能性もありますが、クッキーの削除によりエラー153が解消した事例も報告されています。以下詳細です。
目次
iOS版XでYouTubeリンクがエラー153になる不具合
2025年10月21日頃から、iOS版X(旧Twitter)でポストに添付されたYouTubeリンクを開くと、「エラー153 動画プレーヤーの設定エラー」が発生し、Xアプリ内で動画を再生できない問題が報告されています(ユーザーの言及:ポスト1、ポスト2)。
YouTude で動画を見る
エラー 153
動画プレーヤーの設定エラー
iOS版Xアプリのリンクを開いた際のUI変更が影響?
この問題が報告された時期と同じ頃、iOS版Xでは「リンクを開いた際に画面下部に元のポストが表示されるUI」のテストが開始されています。
不具合を報告するユーザーの投稿を見ると、いずれも上記テストが適用されているアカウントであることから、このテストが何らかの形で影響し問題が発生している可能性があります。
We're testing a new link experience, starting on iOS — to make it easier for your followers to engage with your post while browsing links.
For creators, a common complaint is that posts with links tend to get lower reach. This is because the web browser covers the post and… pic.twitter.com/oWraLpPwji
— Nikita Bier (@nikitabier) October 19, 2025
クッキーやキャッシュ原因になっている可能性も
筆者が使用しているXアカウントのうち、テストが適用されているアカウントでYouTubeのリンクを開いたところ、エラーは発生せず動画を再生できたため、使用環境も関係している可能性があります。
なお、エディタなどにYouTube動画を埋め込んだ際にも「エラー153」が発生するとの報告があり、サードパーティのクッキー削除で解決した事例も報告されています。
ObsidianにYouTubeドメインへのthird party クッキーが残っており、それがエラーになるから。
引用:Minerva
Xアプリでウェブサイトストレージを削除する手順
Xアプリでもクッキーが原因でエラー153が発生していると仮定した場合、Xアプリのキャッシュとクッキー(ウェブサイトストレージ)の削除で改善する可能性があります。
ただし、内蔵ブラウザのログイン情報など、すべてのウェブサイトデータが削除されるため、まずは「Xアプリのアップデート」と「デバイスの再起動」から試すことをお勧めします。
Xでウェブサイトストレージを削除する手順:
- Xアプリを開く
- 「設定とプライバシー」をタップ
- 「アクセシビリティ、表示、言語」をタップ
- 「データ利用の設定」をタップ
- 「ウェブサイトストレージ」をタップ
- 「すべてのウェブサイトストレージを削除」をタップ
- Xアプリを再インストール
改善しない場合は再インストール、ブラウザ版を代用
iOS版Xでウェブサイトストレージを削除しても改善しない場合、Xアプリを再インストールするか、問題が修正されるまでYouTubeのリンクをブラウザで開き直してください。
YouTubeリンクをブラウザで開く手順:
- XアプリでYouTubeリンクを開く
- 右下の「・・・」をタップ
- 「ブラウザで開く」をタップ
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