2025年8月27日現在、ブラウザでX(旧Twitter)の旧URL「https://twitter.com」にアクセスすると、エラー「Error 1102 Worker exceeded resource limits」が発生し、ページが表示されない問題が報告されています。
ユーザーからは「PCでX見るとエラー1102になる」「お気に入りのtwitter.comを開いたら1102エラーが発生した」といった声が挙がっています。
目次
「Error 1102 Worker exceeded resource limits」エラーが報告
2025年8月頃から、ブラウザで旧TwitterのURL(https://twitter.com)を開くと、「Error 1102」から始まる以下のエラーが発生し、ページが表示されないケースが報告されています(ユーザーの言及:ポスト1、ポスト2)。
Error 1102 Ray ID:●●●・2025-08-27 10:00:00 UTC
Worker exceeded resource limits
この問題の特徴:
- 「twitter.com」にアクセスした際にError 1102が発生する
- Xの利用者が増える夜間に発生しやすい
- ページを更新するとエラーが解消することがある
Error 1102はCDN「Cloudflare」のエラー
Xではエラーページのスクリーンショットも投稿されており、フッター部の表示からCDN(Content Delivery Network)のCloudflareのエラーであることが確認できました。
Cloudflare Ray ID:●●●・Your IP:Click to reveal・Perfomance & security by Cloudflare
Xはネットワークにウェブサイトの高速化やサイバー攻撃から保護できる「Cloudflare」を利用しており、このCloudflare側で問題が発生すると「Ray ID」が記載されたエラーが表示されることがあります。
ブラジル・インターネット通信プロバイダー協会(Abrint)の説明によると、Xはソフトウエアの更新により構造を変更し、サンフランシスコのサイバーセキュリティー企業クラウドフレアに関連付けられたIPアドレスを使用するようになった。クラウドフレアは、数百万のウェブサイトに対し、ネットワークの経路付けを支援している。
引用:Bloomberg
Error 1102とは?Cloudflare Workersの負荷が原因
X上では、ブラウザでXの旧URL「https://twitter.com」にアクセスした際にError 1102が発生したとの報告が複数見られます(ユーザーの言及:ポスト3)。
このエラーはCloudflareが提供するCloudflare Workerの処理能力(CPU時間など)の上限を超えた際に発生するものなので、高負荷時に「twitter.com」から「x.com」への自動転送(リダイレクト)に失敗している可能性があります。
特に日本国内では19時以降にエラー報告の投稿が増える傾向にあるため、SNS利用者が増える夜間にエラーが発生しやすいものと考えられます(Yahoo!リアルタイム検索調べ)。
Error 1102: Rendering error
このエラーは、Cloudflare Worker が CPU 時間制限を超えたことを示します。共通の原因
Cloudflare WorkerがCPU時間制限を超えました。CPU時間とは、コードの実行(ループ、JSONの解析など)に費やされた時間です。ネットワークリクエスト(フェッチ、応答)に費やされた時間はCPU時間にカウントされません。翻訳・引用:Cloudflare Docs
Error 1102の対処は直接「x.com」にアクセスすることなどが有効
twitter.comにアクセスした際に「Error 1102」が発生する場合は、直接「x.com」にアクセスするとページが正常に表示される場合があります。また、以下の対処方法でも解決できることがあります。
Error 1102の対処:
- 直接「x.com」にアクセスする
- ページを更新(F5)する
- 時間をおいてから再度「twitter.com」にアクセスする
- スマートフォン向けのXアプリを使用する
- 他のブラウザ(Google Chrome、Safari、Firefoxなど)を試す
今後も同じ問題が発生する可能性があるため、ブックマークなどから「twitter.com」にアクセスしている場合は、URLを「x.com」に変更することで未然にエラーを防げることが増えると思います。
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