2025年10月28日現在、Amazonを騙る詐欺メール「【重要】アカウントの安全確認をお願いします」や「アカウント利用の安全確認について」などが出回っています。
このメールでは、第三者による不正利用の可能性があるとして本人確認を求められますが、フィッシングサイトへの誘導を目的とした詐欺メールなので注意してください。
Amazonを装ったフィッシングサイトでは、Amazonアカウントやクレジットカード番号などの個人情報を求められる場合があります。以下詳細です。
目次
「アカウント利用の安全確認について」詐欺に注意
2025年10月28日頃から、Amazonを騙る詐欺メール「アカウントの安全確認のお願い」が出回っており、ナレッジコミュニティでは「アカウント無いのに届いたけど何?」などの質問も見られます。
このメールは、第三者による不正利用の可能性があるとして、指定のリンク先で本人確認を求めるものですが、フィッシングサイトへの誘導を目的とした詐欺メールなので、受信した場合はリンクをクリックせず無視して問題ありません。
アカウントの安全確認のお願い
平素より Amazon.co.jp をご利用いただき、誠にありがとうございます。
第三者による不正利用の可能性があるため、ご本人様確認(認証手続き)をお願いしております。
認証手続きが完了していない場合、アカウントの安全を確保するために、一部のサービス機能を制限させていただくことがあります。
お手数ではございますが、1週間以内に以下の手続きページより認証をお済ませください。本人確認を行う
※この手続きはお客様の安全を守るためのものです。
※認証が完了すると、通常通りすべてのサービスをご利用いただけます。万が一、心当たりのないアクセスや不審なメールを受信された場合は、Amazon.co.jp カスタマーサービス([email protected])までご連絡ください。
このメールは自動送信されています。返信をいただいてもお答えできませんのでご了承ください。Amazon.co.jpカスタマーサービスセンター
Amazonの偽サイトでは個人情報の入力を要求
フィッシングサイトでは、Amazonアカウント(メール・アドレス・パスワード)やクレジットカード番号などの個人情報の入力を求められることがあります。
これらを入力すると、不正アクセスや不正利用被害に遭う可能性があるため、誤ってアクセスしてしまった場合は、個人情報を入力せずにページを閉じてください。
万が一、フィッシングサイトで「Amazonアカウント」や「クレジットカード情報」などを入力してしまった場合は、以下を参考に対処を行ってください。
偽サイトでAmazonアカウントを入力した時の対処:
- Amazon公式サイトのアカウントサービスからパスワードを変更する
- 注文履歴に不審な注文がないか確認
- 身に覚えのない注文をあった場合はAmazonカスタマーサービスに連絡
偽サイトでクレジットカード番号を入力した時の対処:
- クレジットカードの発行会社にフィッシングサイトでカード情報を入力した旨を報告(連絡先はカード裏面などに記載があることが多い)
Amazonからのメールはメッセージセンターで確認
Amazonから配信される正規メールは、Amazon公式サイトや公式アプリで確認できる、メッセージセンターにも同じ内容のメッセージが配信されることが多いです。
もし受信メールが本物か偽物か判断が難しい場合は、まずはメッセージセンターにメールと同じ内容のメッセージが届いているか確認することをお勧めします。
メッセージセンターに配信されないパターン
Amazonアカウントのセキュリティに関する通知など、リンク先で操作を必要とする重要なメールの場合、メッセージセンターには配信されないことがあります。
このメールに該当する場合は、本文の末尾に「https://www.amazon.co.jp」で始まるURLがテキスト形式で記載されており、リンクをクリックせずにコピー&ペーストで対応できます。
このEメールがAmazonから送信されていることを確認するにはどうすればよいですか?
このEメールのリンクは「https://www.amazon.co.jp」で始まります。以下のリンクをいつでもブラウザに貼り付けて表示できます。https://www.amazon.co.jp/a/c/r/○○○
ただ、この部分も偽のURLに書き換えられているケースもあるため、必ずテキスト形式のURLが正しいドメイン(amazon.co.jp)であることを確認してください。
※ AmazonおよびAmazon ロゴは、Amazon.com, Inc. またはその関連会社の商標です。


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