2025年11月3日現在、「Amazonプライム会員資格の更新」を装って、アカウント情報の確認を促す内容の詐欺メールが出回っています。
メールには、「48時間以内に確認がない場合は制限がかかる可能性がある」とありますが、フィッシングサイトへの誘導を目的とした詐欺なので無視してください。
目次
「Amazonプライム会員資格の更新」詐欺に注意
2025年11月3日現在、メール本文の冒頭に「Amazonプライム会員資格の更新」と書かれた、Amazonを騙る詐欺メールが出回っており、SNSなどで受信報告が増えています(ユーザーの言及:ポスト1、ポスト2)。
メールには、更新期日やアカウント制限に関する内容が書かれていますが、フィッシングサイトへの誘導を目的とした嘘なので、受信した場合は無視してください。
Amazonプライム会員資格の更新
お客様のAmazonプライム会員資格は、2025年11月03日に更新を迎えます。
引き続きご利用いただくために、アカウント情報の確認が必要です。Amazonログイン
48時間以内にご確認がない場合、アカウントに制限がかかる場合があります。
本メールは自動送信されています。返信はできません。カスタマーサービス
ランダムな件名で大量送信している可能性
SNSやナレッジコミュニティでは、同じ内容でも件名が異なるケースが多いことから、件名をランダム生成して大量送信している可能性があります。
また、差出人は「Amazon.co.jp」と表示されますが、実際にはAmazonとは関係ないドメインから送られているので、差出人の名前に騙されないよう注意してください。
Amazonを騙る詐欺メールの件名例:
- アカウントの異常アクティビティ警告:緊急対応要請
- アカウントセキュリティ更新:AΜAZON アカウントの必要な対策
- 重要なアカウント情報:AMAZONアカウントの更新について
- 重要なアカウント情報更新通知
- AΜAZON アカウントの異常利用検知:速やかなアクションを要求します
Amazonの偽サイトに誘導、個人情報を入力した時の対処
詐欺メールの「Amazonログイン」や「カスタマーサービス」などのリンクをクリックすると、Amazonを装ったフィッシングサイトに転送される可能性があります。
フィッシングサイトでは、Amazonアカウント(メールアドレス・パスワード)やクレジットカード番号などの入力を求められることがあります。
これらの個人情報を入力すると不正利用の被害に遭う可能性があるため、誤ってクリックしてしまった場合は、何も入力せずにページを閉じてください。
もしAmazonアカウントやクレジットカード番号などを入力してしまった場合は、以下を参考に急ぎ対処してください。
偽サイトでAmazonアカウントを入力した時の対処:
- Amazon公式サイトのアカウントサービスからパスワードを変更する
- 注文履歴に不審な注文がないか確認
- 身に覚えのない注文をあった場合はAmazonカスタマーサービスに連絡
偽サイトでクレジットカード番号を入力した時の対処:
- クレジットカードの発行会社にフィッシングサイトでカード情報を入力した旨を報告(連絡先はカード裏面などに記載があることが多い)
Amazonからのメールはメッセージセンターにも届く
Amazonから配信される多くのメールは、Amazon公式サイトや公式アプリから確認できるメッセージセンターにも配信されます。
メールの真偽に迷った場合は、まずメッセージセンターにアクセスして、同じ内容のメッセージが届いているか確認することをお勧めします。
メッセージセンターに届かないメールの見分け方
メッセージセンターに届いていない場合は詐欺の可能性がありますが、一部の重要なメールは、正規メールでもメッセージセンターには届かないことがあります。
例えば、Amazonアカウントのパスワードリセットを試行した際に届くメール「amazon.co.jp:パスワード回復」もメッセージセンターには配信されません。
こういったメールでは、本文の宛名にAmazonの登録氏名、本文の最後に手続きするためのURLがテキストで記載されているので、これらの有無で真偽を判断できることがあります。
更に詳しい判断のコツは「【メール】「amazon.co.jp:パスワード回復」は詐欺?本物との見分け方と対処法」で解説しています。
このEメールがAmazonから送信されていることを確認するにはどうすればよいですか?
このEメールのリンクは「https://www.amazon.co.jp」で始まります。以下のリンクをいつでもブラウザに貼り付けて表示できます。https://www.amazon.co.jp/a/c/r/○○○
※ AmazonおよびAmazon ロゴは、Amazon.com, Inc. またはその関連会社の商標です。



Amazonプライム会員資格の更新
ご登録の支払い方法により、Amazonプライム月額料金(600円)の請求が正常に処理されませんでした。
お支払い方法をご確認いただき、3日以内に再設定をお願いいたします。
ご対応がない場合、プライム特典のご利用が一時的に制限される可能性があります。
請求処理が保留となる主な理由:
• クレジットカードの有効期限切れ
• 銀行残高不足または引き落とし不能
• カード会社による承認拒否
• 支払い情報が最新でない
スムーズなご利用のため、アカウントに登録されたお支払い情報の更新をお願いいたします。
お支払いを確認する
※お支払い確認の遅れは、アカウント制限の原因となることがあります。
プライム会員特典を継続してご利用いただくために、早めのご対応をお願いいたします。
このメールは送信専用アドレスから配信されています。返信はできません。
詳細は カスタマーサービス までお問い合わせください。
父は80代の後期高齢者(障害者)です。
アマゾン一般会員ではありますが、プレミアム会員ではありません。
最初に違和感があったから、もしかしたら、これは・・・と思いまして、詳しく調べたところ、
先月頃から、全国各地で起きていると思われる、フィッシング詐欺の一部だったのですね。
このパソコンを供用で使用している(父の)メインアカウントで確認して正解でした。
父がこれを読んでいたら、絶対にヤバかったです。父は、これまでに何度か、詐欺に遭い掛けています。
振り込め詐欺にも遭遇しており、父は信じ込みやすいタイプみたいです。
お金の支払い(強要)は回避できましたが、それ以外は避けられているかどうか。
家族で話し合っても、言葉を理解しようとしない(面倒ごとを嫌う)父には、無意味な気もします。