今回はMac用メカニカルキーボード「Matias Quiet Pro Keyboard for Mac US」をご紹介します。
「Mac純正のキーボードはストロークが浅く、どうも入力している感覚が指に伝わらなくて入力しづらい..」という方もいるのではないでしょうか?
そんな方はサードパーティー製のメカニカルキーボードがお勧めです。
Matias Quiet Pro KeyboardはMac専用なのでCommandキーやOptionキーも印字されています。
Matias Quiet Pro Keyboard for Mac USの基本情報
- キーボード配列はUS配列
- USB優先接続
- USBポートが3つ搭載
- キーキャップはレーザー刻印(印字が薄くなりづらい)
- 軸はMatiasが新規開発した静音軸を採用
- ファンクションキーでMacの画面明るさ等、Macキーボード特有の機能が利用可能
- ◊®™等の特殊記号の入力が可能。
レビュー
外箱
白を基調としたパッケージになっています。
大きさ以上に重量は中々で、持ち上げると予想外の重さに驚くかもしれません。
恐らく1kg~はあるかと思います。
USキーボードなので裏面の機能説明も英語になっています。
梱包物
梱包物はキーボード、取扱説明書、PR用のカード?の3つです。
キーボードのデザイン
キーボードは、Macのデザインを意識してなのかシルバーフレーム(プラスチック製)が採用されており、キーキャップはブラックが採用されています。
「シルバーフレームが安っぽい」との声も挙がっていますが、実際手元に届いたキーボードでは、そこまで安っぽくも見えません。
確かに純正のMacキーボードのような鉄っぽい高級感は無いかもしれませんが、サードパーティー製のキーボードにしては十分かと思います。
キーボードを横からみると、ストロークが深いせいかキーがかなり出っ張っている事がわかります。
キー配列
USキーボードは、一般的なJISキーボードと一部記号の配置やReturn(Enter)キーの大きさ、スペースキーの大きさが異なります。
USキーボードが初めての方であれば、キー配列やReturnキーの大きさに慣れるまで少し苦労するかもしれません。
ただMac専用ということもあり、ファンクションキーはF18まである他、Mac特有の画面明るさの調整やiTunes操作系の機能が備わっています。
取扱説明書
取扱説明書も英語になっています。
特に読むほど困ったようなトラブルも起きていません。
USBポート
このキーボードにはUSBポートがが片面に1つ、もう一面に2つ備わっています。
USBメモリは勿論なんですが、試しにiPhone6PlusをLightningケーブルを接続したところ、電力が供給されました。
てっきり電圧が足りなくて認識されないかなーと思ったんですが、嬉しい誤算になりました。
ただPCによっては認識されない可能性もあるので、電力が供給されればラッキー程度の方が良いかもしれません。
ツメ
高さ調整のツメは無段階調整になっています。
ツメもかなり硬めなので、好みの高さに調整しやすいかと思います。
ただ左右でツメの角度が微妙に異なると、キーボードのがたつきの原因になるので慎重に調整するようにしましょう。
調整が面倒なら最大までツメを起こしてしまった方が楽です。
ツメを最大まで起こすと以下の画像程度の角度(20度ぐらい?)になります。
個人的には最大に起こした方が入力はしやすい印象です。
すべり止め
裏面にはキーボードの滑り防止の為に、滑り止めが2箇所付いています。
いずれも粘着力の高いシートを接着剤でつけているようです。
見た感じだとすべり止めになるのか心配になるかもしれませんが、キーボード自体が重いのでこの程度のすべり止めで十分です。
軸について
image:ダイヤテック
メカニカルキーボードの機構として「軸」と呼ばれる物がキー内部に入っています。
Matias Quiet Pro Keyboardはメカニカルキーボードで採用される茶軸、青軸、赤軸、黒軸とは異なり、Matias社製の静音軸が採用されています。
入力音
他メカニカルキーボードよりもタイプ音は”比較的静か”ではありますが、メカニカル特有のタイプライターっぽい「カコカコカコ」という音は鳴りません。
ですが、通常のキーボードと比べてしまうと入力音はそれなりに大きいので、オフィスでの利用は控えたほうが良いかもしれません。
メーカーサイトに入力音の比較コーナーが設けられていますが、少し過大評価しすぎかな?という印象です。
Vineで入力音を録音したので気になる方はコチラから。
(PCで閲覧の方は、Vineのミュートを解除してご覧ください)
押下感触
キー押下の感触はメカニカルらしく、少しの引っ掛かりを超えるとスコンと落ちてバネでキーが戻ってくるような感覚です。
キー自体の重さもそこまでは重たくも無く、若干の返しはあるものの、元々キー入力が強めの方には丁度良いかもしれません。
人によって好みは様々ですが、個人的にはキー押下の感触は気に入っています。
まとめ 買って良かった?悪かった?

個人的には買ってよかったと思っています。
元々ストロークの深いキーボードを使っていたせいかMacの薄いキーボードはどうしても慣れなかったんですよね。
勿論Mac純正キーボードには、ミス入力がしづらくなるようなデザインだったり、タイプ音が静かであるメリットもあるんですが。
Matias Quiet Pro Keyboardは、「キーボードで入力している感覚を味わいたい!」という方にお勧めのキーボードです。
テンキーもついているので事務作業も捗りますよ。
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