2023年11月頃から、アメリカやカナダの電話番号「+1817」「+1818」「+1819」などから、アルバイト勧誘の国際電話がかかってくる事例の報告がSNS上で増えています。発信者はパソナグローバルなどの企業を名乗るケースもあるので注意してください。
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アルバイト勧誘の不審な国際電話(アメリカ・カナダ)が急増
2023年11月頃から、アメリカ合衆国やカナダの電話番号「+1817」「+1818」「+1819」などから、アルバイト勧誘の国際電話がかかってくる事例が増えています。
電話を受話したユーザーによると、発信者はカタコトの日本語を使用しており、パソナグローバルやリクルートエージェントなどの就業サポートや人材紹介サービスを提供している企業を名乗ることが多いようです。
パソナグローバル名乗るカタコト外国人から国際電話でアルバイト勧誘されたぞ…
米国は無関係じゃないから取ったばかりに…
— Funyapu(ふにゃぷ) (@nyoro2pu) November 14, 2023
アメリカの電話番号からパソナと名乗る電話あり。自宅でできるアルバイトで時給5,000円程度だと。しかし詳細はwhat’s appかLINEでしか送れない、と。今時ではあるがが怪しい。+1 8180 5984 5341て番号から。8180て81-080のこと?日本からなの?ナニー?笑
— Kurumusic (@kurumusic) November 8, 2023
身に覚えがない国際電話「+1」からの着信は無視する
アルバイトの詳細な説明は、LINEやWhatsAppといったアプリによる連絡手段に限定されるとの情報があることから、非合法なアルバイト(闇バイト)の勧誘を目的とした電話である可能性も考えられます。
身に覚えがない「+1」から始まる国際電話の着信は受話しないようにし、もし受話してしまった場合はアルバイトの勧誘には応じず、すぐに通話を切断ようにしてください。
アルバイトを探すときは「高額」「即日現金」「高額即金」「副業」「ハンドキャリー」「書類を受け取るだけ」「行動確認・現地調査」等の言葉に注意してください。楽をして大金を稼げるアルバイトは存在しません。
申込時に匿名性の高いアプリのインストールを求められる場合は、闇バイトの可能性があります。
怪しいと思ったら、友人や家族、警察に相談してください。引用:警視庁
電話番号を指定して着信拒否をする
アメリカやカナダから不審な電話が相次ぐ場合は、スマートフォンの設定アプリなどから着信拒否設定をするようにしてください。iPhoneの場合は以下の手順で着信拒否できますが、操作中に誤って発信しないよう注意してください。
- 電話アプリを開く
- 下段メニューバーにある履歴をタップ
- 不審な着信項目の横にあるiボタンをタップ
- この発信者を着信拒否をタップ
- 「着信拒否設定リストに登録した人からの電話、メッセージ、FaceTimeは着信しません」と表示されるので、連絡先を着信拒否をタップ
国際電話の利用を休止して発着信を制限する
国際電話を利用していない場合は、国際電話不取扱受付センターで国際電話利用契約の利用休止申請をすることで、国際電話の発着信あるいは発信のみ制限することができます。
国際電話利用契約の利用休止申請を行う場合は、国際電話不取扱受付センターで注意事項等を確認した上で、電話番号「0120-210364」に発信すると申請に必要なパスワードを取得することができます。
国際電話不取扱受付センター
〒160-0023 東京都新宿区西新宿1丁目20番1号 オリックス不動産西新宿ビル
電話番号 0120-210364(通話料無料)
取扱時間 オペレータ案内:平日午前9時から午後5時まで
自動音声案内:平日、土日祝24時間
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