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【注意喚起】Apple Musicの無料トライアル購読契約を騙る「注文ID」詐欺メールに注意

Appleを騙り、Apple Musicの無料トライアル購読契約の申し込みをしたとして、Apple IDやクレジットカード情報等の個人情報の不正取得を目的とした悪質なフィッシング詐欺メール「注文ID:英数字」が流通しています。

偽のApple Musicの請求メール「注文ID:英数字」に注意

私の元に届いた詐欺メールはsupport(at)apple.co.jpを騙る、noreply(at)petrogas-group.comから件名「注文ID:英数字」で届きました。

メールは、Apple Musicメンバーシップの無料トライアルを期間まで解約しない場合、月額1,200円の料金が発生するので不要であればキャンセルをするようにといった内容です。

iTunesのAppIe Musicメンバーシップから無料トライアル購読契約を申し込みました。テストは (XXXX) に終了します。試用期間の終了時に、契約を解約しない限り、自動的に加入料金(現在1,200円/月)が請求されます。

メールのフォーマットはAppleに似せて作られていますが、そもそもApple Musicには月額980円の個人メンバーシップ、月額1,480円のファミリーメンバーシップ、月額480円の学生メンバーシップの3種類のみで、月額1,200円のメンバーシップは存在しません。

フィッシングサイトで個人情報を入力した場合の対処

メール文中には、Apple公式サイトに似せたフィッシングサイトへのリンクがいくつも貼られています。

フィッシングサイトでは、Apple IDでサインインを試みると“Apple IDがロックされています”と表示されますが、絶対にアカウントのロック解除をタップしたり、その先で個人情報(氏名、住所、クレジットカード情報など)を入力しないようにしてください。

※ そもそもフィッシングサイトにアクセスすること自体、おすすめしません。

もしクレジットカード情報を入力してしまった場合は、すぐにクレジットカード会社にフィッシングサイトで入力した旨を連絡してください。

対応はクレジットカード会社によって若干異なるかもしれませんが、基本的に不正利用の確認やクレジットカードの再発行手続きになるかと思います。

またフィッシングサイトでApple IDやパスワードを入力した場合は、Apple公式サイトの管理ページ(https://appleid.apple.com/)から、Apple IDのパスワードを必ず変更するようにしてください。

著者情報

Ryo
こんにちは、「SBAPP」を運営しているRyoです。

Apple製品はiPhone 3GSから使い始め、国内でスマートフォンが急速に普及し始めた時期、iPhone 5が展開された頃から、主にiPhoneやiOSなどの使い方や不具合情報を10年以上にわたり発信しています。

現在はiPhoneやiOSの情報だけでは無く、SNSプラットフォームでの障害や不具合、フィッシング詐欺メール・SMSに関する注意喚起など、広範なテーマにわたる記事を書いています。

過去には「電気の見える化」に関するウェブアプリケーション開発、大規模システムの保守業務に従事していたことがあり、それらの経験を活かしてSBAPPを含むブログメディア等を運営しています。記事が少しでもお役に立てたら幸いです。

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