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【注意喚起】「App Storeからの領収書です」詐欺メールが報告 見分けるコツは請求先の記載

2020年2月13日現在、不特定多数のメールアドレス宛にAppleを装ったフィッシング詐欺メール「App Storeからの領収書です」の受信が相次ぎ報告されています。

内容は以前お伝えした「Appleからの領収書」と似ており、メール内のURL先でApple IDやパスワード等の個人情報を入力すると、入力内容が第三者に流出する恐れがあります。

App Storeからの領収書を装った詐欺メール

受信が相次いでいる詐欺メール「App Storeからの領収書です」は、有料アプリやアプリ内課金を購入した際に受信する領収書メールを装っており、メール内のリンクから注文キャンセルの手続きを進めてしまうと、Apple IDやクレジットカード等の個人情報が第三者に流出する恐れがあります。

有料アプリがアプリ内課金をした際に届く領収書メールを悪用したもの。本物と間違えそうなぐらい再現している。

もし詐欺メール「App Storeからの領収書です」のリンク先でApple IDやパスワードを入力してしまった場合は、Apple IDのパスワード変更、購入履歴の確認、クレジットカード明細の確認、クレジットカード会社に連絡するなどの対処が必要になります。

請求先の記載内容で偽物か判断できる

Appleの領収書メールを装った詐欺メールは複数確認していますが、いずれも本物の領収書メールには記載されている請求先(決済方法、氏名、郵便番号、住所)が無く、代わりに個人情報を含まない“お支払い方法”などに書き換えられていることが特徴的です。

Appleの領収書メールの比較

フィッシング詐欺メールは不特定多数のメールアドレス宛に送信している為、送り先の個人情報(Apple ID、クレジットカード4桁、氏名、住所等)は知りえないので、基本的には「請求先」の項目を見るだけで詐欺かどうか判断することができます。

不明な領収書が届いた時は購入履歴を確認する

また領収書メールが本物か偽物か判断するもう一つの方法として、App StoreでTodayゲームApp検索のいずれかのタブを開き、画面右上のプロフィールアイコンApple ID購入履歴領収書メールに記載されている購入コンテンツが記録されているかで真偽を判断できます。(購入履歴に記載がなければ領収書メールは偽物になる)

著者情報

Ryo
こんにちは、「SBAPP」を運営しているRyoです。

Apple製品はiPhone 3GSから使い始め、国内でスマートフォンが急速に普及し始めた時期、iPhone 5が展開された頃から、主にiPhoneやiOSなどの使い方や不具合情報を10年以上にわたり発信しています。

現在はiPhoneやiOSの情報だけでは無く、SNSプラットフォームでの障害や不具合、フィッシング詐欺メール・SMSに関する注意喚起など、広範なテーマにわたる記事を書いています。

過去には「電気の見える化」に関するウェブアプリケーション開発、大規模システムの保守業務に従事していたことがあり、それらの経験を活かしてSBAPPを含むブログメディア等を運営しています。記事が少しでもお役に立てたら幸いです。

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