iPhoneのパスコードを「iPhoneを探す」がオンの状態で忘れた時の対処方法

今回は「iPhoneを探す」がオンの状態で、本体のパスコードを忘れてしまいロックが解除できなくなった時に、デバイスを復元（初期化）する方法を解説します。iTunesで”iPhoneを探す”がオンになっているiPhoneの復元を行うと、次のエラー文言が表示されますが、インターネット環境があるPC（要ブラウザ）さえあれば、エラーを解消し初期化をすることができます。

“XXX のiPhone”を復元する前に”iPhone を探す”をオフにする必要があります。
iPhone を復元する前に、iPhone 上のiCloud 設定に移動して”iPhoneを探す”をオフにしてください。

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以下のものを用意して記事を読み進めてください。

• パスコードが解除できなくなったiPhone
• インターネットに接続が出来る端末（スマホ、タブレットなど）
• iPhoneで使用していたApple IDとパスワード
• iTunesからデータを復元する場合：iTunes、パソコン、Lightningケーブル
• iCloudからデータを復元する場合：Wi-Fi環境

※ iCloudやiTunesにiPhoneのバックアップを取っていない場合は、”新しいiPhone”として設定することになるため、iPhoneに保存されている写真や連絡先、アプリのデータなどが全て消去され、復元も出来ないので注意してください。

※ 当記事はiOS8.4を使用して検証しています。
iOSのバージョンアップ等で若干操作手順が変更される場合もあるので、その点だけ注意してください。

“iPhoneを探す”がオンのiPhoneを初期化する手順

PCのブラウザでiCloud（https://www.icloud.com）を開き、Apple IDでサインイン。

「iPhoneを探す」を選択。

「すべてのデバイス」からパスコードがわからなくなったiPhoneを選択。

「iPhoneの消去」を選択。

「消去」を選択。

Apple IDのパスワードを入力して「次へ」を選択。

番号は入力せずに「次へ」を選択。

※ 次の操作をはじめるとiPhoneの初期化（消去）が始まります。
免責事項に基いて、何らかのトラブルや損失・損害等は一切責任を負いかねるので、手順を進める場合は自己責任で実施してください。

適当なメッセージを入力して「完了」を選択。

iPhoneの消去が始まるので終わるまで待ちましょう。

消去が完了したら横にスワイプしてロックを解除し「日本語」を選択して言語環境を変更します。

再度ロックを解除し「日本語」を選択。

「国の選択」→「キーボードの選択」→「Wi-Fiの選択」の順に進む。

iPhoneで使用していたApple IDとパスワードを入力してアクティベートし「位置情報サービス」のどちらかを選択。
最後に復元方法を「iCloudバックアップから復元」「iTunesバックアップから復元」のいずれかを選択。

iTunesから復元する場合

「iTunesバックアップから復元」を選択した後にiPhoneをバックアップデータが保存されているパソコン（iTunes）にLightningケーブルで接続。

任意のバックアップを選び「続ける」を選択。
以後は画面の指示に従ってください。

iCloudから復元する場合

「iCloudバックアップから復元」を選択して「iCloudサインイン」→「利用規約の同意」の順に進む。

復元したいバックアップデータをタップすると復元することができます。