2024年10月以降、SNSで「Safariのプライベートタブが消えた」といった投稿が増えています。この問題は、スクリーンタイムの設定が影響している可能性があり、設定を見直すことで解決できる場合があります。
目次
Safariのプライベートタブが消えたとの投稿が増加
2024年10月以降、Safariで履歴を残さずにWebページを閲覧できる機能、プライベートブラウズが使えなったといった事例が報告されています。
SNSでは、ユーザーから「Safariのプライベートタブが消えた」「Safariのプライベートタブが使えなくなった」といった投稿が増えています。
safariのプライベートタブ消えた?
— 燐姫 (@Bayleef1997) October 18, 2024
iOSを18に上げたら、safariでプライベートブラウズができなくなった。こはいかに
— 東雲やるの🏎 (@500_chakkanen) October 18, 2024
スクリーンタイムのWebコンテンツの制限が原因の可能
Safariからプライベートタブが消えてしまった場合、スクリーンタイムのコンテンツとプライバシーの制限でWebコンテンツが制限されている可能性があります。
この設定は、成人向けWebサイトや許可されていないWebサイトの閲覧を制限する機能ですが、X(旧Twitter)などに表示される、Temuの広告を非表示にする方法として話題になりました。
また、子ども向けのペアレンタルコントロールを想定した機能でもあるため、閲覧ページ、検索履歴、入力情報などが記憶されない、プライベートブラウズは使用できなくなる仕様になっています。
スクリーンタイムを使用すると、コンテンツとプライバシーの制限をオンにして、お子様のデバイス上のコンテンツ、アプリ、設定を管理できます。また、不適切な表現のコンテンツ、購入とダウンロード、およびプライバシーに関する設定の変更を制限することもできます。
Apple のペアレンタルコントロールは、お子様によるデバイスの使い方や使用頻度を保護者が指定することができる重要なツールです。ペアレンタルコントロールは、すべての iPhone、iPad、Mac に標準で搭載されています。
引用:Apple
Webコンテンツの制限を解除する
Safariのプライベートタブが消えた場合は、次の手順でコンテンツとプライバシーの制限のWebコンテンツの制限を解除してください。コンテンツとプライバシーの制限自体をオフにする必要はありません。
Webコンテンツの制限を解除する手順
- 設定アプリを開く
- スクリーンタイムをタップ
- コンテンツとプライバシーの制限をタップ
- ストア、Web、Siri、およびGame Centerコンテンツをタップ
- Webコンテンツをタップ
- 制限なしを選択
- スクリーンタイムパスコードを入力
- Safariを再起動する(タブ画面の開き直しでも可)
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