iOS14アップデート以降(執筆時点iOS14.0.1)、一部のiPhoneで「モバイルデータ通信が繋がらない」「圏外になる」「モバイル通信をアップデートできませんでしたと表示される」「データ通信が途切れる」等、モバイル通信に関する問題が報告されています。
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デュアルSIM利用ユーザーから「圏外」「電波強度ゼロ」等の報告
iOS14以降のアップデートを適用した一部のiPhoneでモバイル通信に関する不具合が報告されており、「モバイルデータ通信が繋がらない」「eSIMが電波を拾わない」「モバイル通信が不安定、圏外になる」「電波強度(アンテナピクト)が立たない」等の問題が報告されています。
Twitterで問題を報告するユーザーを探っていると、1つの共通点として「nano-SIMとeSIMを使ったデュアルSIM」を活用しているユーザーからの報告がとくに多い印象です。(※ デュアルSIMはiPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR以降の機種のみ利用可能)
ios14でデュアルsimやってると、docomo(mvno含む)と楽天電波がブチブチ切れるらしい。俺もでもIIJのesimの方が切れる切れる。。
— かしおれ (@kassis_orange) October 8, 2020
iOS14、auのnanoSIMとIIJのeSIM指してると通信が切れる問題、SIM無しになることが判明。だからどーだってわけじゃ無いけど、OS側がやらかしてるのかIIJがやらかしてるのかauがやらかしてるのか、どれだろう。はよなんとかしてほしい。 pic.twitter.com/QNsy7ijVM8
— ちくわ大明神 (@maboroshiitake) October 7, 2020
IIJのeSIM、iOS14のiPhone11Proで頻繁に圏外になる問題確実にあると思う。問題はSBの回線も落ちてるっぽくて原因がよくわからない。
— はじめ (@hazime775) October 18, 2020
なお、一部では「auの問題?」など特定キャリアを原因と予想する声もありますが、その他のキャリア(docomo、SoftBank)や格安SIM(楽天、IIJ等)でも似た問題が報告されており、特定のキャリアでのみ発生している問題では無いように思えます。
eSIMの再発行、デバイス再起動などで改善しないか試す
以下はモバイル通信の問題が増加したiOS13以降から執筆時点(iOS14.0.1)までに改善報告があった対処の一例です。根本的な問題解決にはiOSアップデートが必要となるため、改善まではその都度対処するしかありません。
改善事例のある一般的な対処法
- iPhoneの再起動
- キャリア設定アップデートの確認設定→一般→情報を開くとボックスが表示されます)
- SIMカードの再挿入(SIMカードの取り外し方/Appleサポート)
- APN設定をやり直す(APN設定を要する格安SIMの場合のみ。手順は契約しているSIM会社の公式サイトを参考)
- 設定→一般→リセット→ネットワーク設定をリセットを試す
- インストール済みのアプリの整理
- eSIMの再発行、再設定(キャリアによっては事務手数料が発生します)
iPhone 7を使用している場合
修理プログラム『「圏外」の問題に対する iPhone 7 修理プログラム』に該当しないか確認し、該当する場合はAppleサポートに連絡することで無償修理交換の対象となる可能性があります。
海外版iPhoneで格安SIM「UQモバイル」を利用している場合
海外版iPhoneは動作保証の対象外とされているため、海外版iPhoneでiOSアップデート適用後に圏外になる場合は、他社への乗り換え等が必要になる可能性が考えられます。
海外のSIMフリー端末は利用できますか?
回答
すべてのSIMフリー端末について動作確認および保証はいたしておりません。
弊社動作確認済みの端末について詳しくは、「動作確認端末一覧」よりご確認ください。引用:UQ mobile
格安SIM「Rakuten UN-LIMIT」を利用している場合
格安SIM「Rakuten UN-LIMIT」は「iPhoneの動作は保証対象外」となるため、予期せぬ動作をしたり利用できない場合があります。
ただし、自己責任ではあるもののIPCCファイルを自身で作成して対処する方法もあるようです。興味がある方はこちらの方の記事がわかりやすいです。
iOSの問題みたいですね。DSDSの切り替えの制御ができていないように思えます。基地局が変わるたびにシグナルロストになります。デュアルスタンバイは使用せず、セルフで切り替えた方がいいと思います。電池消費も改善します。
DSDSの意味はなくなりますが笑笑