2023年9月以降、クレジットカードの利用明細に「APPLE COM BILL」と記載された請求が届く事例が増えています。ユーザーからは、「クレカ利用明細に身に覚えないAPPLE COM BILLからの引き落としがある」「APPLE COM BILLの請求って何?不正請求?」などの声が増えています。
目次
クレジットカード利用明細の「APPLE COM BILL」とは?
APPLE COM BILLは、Appleが提供するデジタルコンテンツ(アプリ、アプリ内課金、音楽、映画、レンタル、サブスクリプション、iCloud+のアップグレード等)を購入した際に届く請求です。
もしApple IDを所有している場合は、App Storeなどで購入や決済が行われた可能性がありますが、Apple IDを所有していない場合は、他人のApple IDにクレジットカードが登録されており、第三者が不正利用している可能性があります。
Apple から App、音楽、映画などのコンテンツを購入すると、請求明細には「apple.com/bill」と表示されます。サブスクリプションの更新時や、家族が Apple から App やコンテンツを購入したときにも同様に表示されます。
Apple IDを所有していない場合は不正利用の可能性
Apple IDを所有していない場合は、他人のApple IDでクレジットカードが不正利用されている可能性があるため、Appleの問い合わせページを開き、iTunes Store→サブスクリプションと購入→身に覚えのない請求→続けるの順に選択し、ページ下部にあるチャットもしくは電話から問い合わせてください。
問い合わせにより、第三者のApple IDで不正利用されたことが明らかになった場合は、クレジットカード会社にAppleの窓口で不正利用が認められたことを伝え、クレジットカードの再発行などの手続きを行うようにしてください。
Apple IDを所有している場合は購入履歴、請求内容を確認する
Apple IDを所有している場合は、クレジットカードを紐づけているApple IDでアプリ内課金やサブスクリプションの更新などが行われた可能性が考えられます。
Apple IDで購入したデジタルコンテンツ(有料アプリ、App内課金、音楽、映画、サブスクリプション)の購入履歴は、Apple公式サイトの「問題を報告する 」から確認することができます。
購入履歴で確認できる請求内容がそのままクレジットカード利用明細に「APPLE COM BILL」として反映されることもありますが、請求内容が複数回にわけて合算される場合があります。
この場合は、Apple IDの請求内容とクレジットカードの利用明細の金額が一致しないので、請求内容の前後を合算することで利用明細の金額と一致しないか確認するようにしてください。
※ Apple IDを複数所有している場合は、すべてのApple IDで購入履歴(問題を報告する)を確認してください。
税込額を記載した領収書 (レシート) を表示するには、日付をタップまたはクリックします。サブスクリプションも含め、複数回に分けて購入した分が合算されている場合があります。
毎月同じ金額の請求される場合はサブスクリプションに登録している可能性
毎月同じ金額の請求が「APPLE COM BILL」から届いている場合は、Appleやデベロッパーが提供するサブスクリプションサービスを購読している可能性があります。この場合は以下の手順でサブスクリプションをキャンセルするまでの間は、利用料金が発生し続けるので注意してください。
- iPhoneやiPadで設定アプリをタップ
- 一番上の氏名(Apple ID)をタップ
- サブスクリプションをタップ
- 「有効」セクションにある解約したいサブスクリプションをタップ
- サブスクリプションをキャンセルするをタップ
- 「キャンセルの確認」が表示されたら確認をタップ
Appleが提供するサブスクリプションと金額(2023年9月時点)
- Apple One(1,200円 / 1,980円)
- iCloud+(130円 / 400円 / 1,300円)
- Apple TV+(900円)
- Apple Music(480円 / 580円 / 1,080円 / 1,680円 / 10,800円)
- Apple Arcade(600円)
コメントを投稿する(承認後に反映)