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【iPhone】iOS15.6.1でバッテリーの減りが早い・本体が熱い問題の詳細と対処

iOS15.6.1アップデート後、iPhoneの本体の発熱やバッテリーパフォーマンスが低下する問題が発生しており、一部ユーザーから「iPhone本体が熱い」「バッテリーの減りが早い」等の声が挙がっています。

iPhoneの本体が熱い、バッテリーの減りが早い問題

iOS15.6.1アップデート後、iPhone本体の発熱やバッテリーパフォーマンスの低下が発生しており、AppleサポートコミュニティやSNSなどで「バッテリーの減りが早い」「iPhone本体が熱い」などの声が増えています。

Issues after downloading 15.6.1 – phone is hot & battery level dropping

My iPhone SE is hot to the touch since downloading the 15.6.1 upgrade. Also the battery level is dropping quickly in both that phone and two iPads with the upgrade. No applications are open/running on the devices.

引用:Apple Support Community

アップデート後、最大48時間程度はバッテリー消耗が増える

iOSアップデート後、アプリや機能の調整が発生することがあり、その処理の影響によりiPhone本体が熱を帯びる、バッテリーの消耗が増えるといった問題が起きる場合があります。

またこの症状に関して、Appleサポートも顧客向けに「アップデート後、最大48時間程度はアプリや機能の調整が必要になるのは通常です」と案内しています。

バッテリーの問題、メッセージを確認する

iOSの診断機能によりiOSアップデートがバッテリーパフォーマンスに大きく影響を及ぼしている場合は、以下の文言が設定バッテリーに表示される場合があります。

iOSをアップグレード中のためiPhoneは通常より多く使用されています。これによりバッテリーの持続時間に影響がある場合があります。

上記が表示されている場合は、前述したアップデート直後に発生する一時的な問題なので、時間をあけることで本来のバッテリーパフォーマンスに回復する傾向があります。

ただし、「バッテリーに関する重要なメッセージ」としてバッテリーの修理交換を促すメッセージが表示されている場合は、時間をあけても改善しない可能性があり、バッテリーの修理交換が必要になる可能性があります。

モバイル通信経由でバックアップが原因で発熱する場合も

iOSアップデート後に本体が熱い場合、アップデート直後に生じる一時的な処理の影響による一時的な問題である可能性もありますが、iCloudの「モバイル通信経由でバックアップ」によりバックアップ作成が行われている場合があります。

前者の場合は時間をあけることで発熱が収まりますが、後者の場合は以下の手順で「モバイル通信経由でバックアップ」をオフにすることで発熱を解消できる場合があります。

  1. 設定アプリを開く
  2. Apple ID(自分の名前)をタップ
  3. iCloudをタップ
  4. iCloudバックアップをタップ
  5. モバイル通信経由でバックアップをオフにする

※ 「モバイル通信経由でバックアップ」はiOS15で追加された機能となっており、初期設定がオンの状態で提供されています。

著者情報

Ryo
こんにちは、「SBAPP」を運営しているRyoです。

Apple製品はiPhone 3GSから使い始め、国内でスマートフォンが急速に普及し始めた時期、iPhone 5が展開された頃から、主にiPhoneやiOSなどの使い方や不具合情報を10年以上にわたり発信しています。

現在はiPhoneやiOSの情報だけでは無く、SNSプラットフォームでの障害や不具合、フィッシング詐欺メール・SMSに関する注意喚起など、広範なテーマにわたる記事を書いています。

過去には「電気の見える化」に関するウェブアプリケーション開発、大規模システムの保守業務に従事していたことがあり、それらの経験を活かしてSBAPPを含むブログメディア等を運営しています。記事が少しでもお役に立てたら幸いです。

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